FIFAワールドカップ(W杯)2026に臨む日本代表メンバーが、15日に発表される。歴代最強とも評される今大会の日本代表だが、ここにきて主力選手の負傷離脱が相次いでおり、メンバー選考には大きな注目が集まっている。状況次第では、“サプライズ選出”が起こっても不思議ではない。そこで今回は、過去のW杯を振り返り、本大会直前に滑り込みでメンバー入りを果たした選手たちを紹介する。[3/5ページ]
FW:中山雅史(なかやま・まさし)
生年月日:1967年9月23日
サプライズ招集:日韓大会(2002年)
本大会成績:1試合0ゴール0アシスト
4年に一度開催されるFIFAワールドカップ(W杯)は、単なる国際大会ではない。
すべてのサッカー選手にとって憧れの舞台であり、世界中が熱狂する特別な祭典だ。
だからこそ、本大会を戦い抜くうえではピッチ上の実力だけでなく、チーム全体のバランスや精神面も重要になる。
2002年の日韓W杯でメンバー入りを果たした中山雅史も、そうした要素を評価されて選出された選手のひとりだった。
中山は岡田武史監督率いる日本代表では絶対的な主力として活躍し、日本初出場となった1998年のフランスW杯にも参加。
しかし、フィリップ・トルシエ監督体制では若手選手の台頭もあり、徐々に立場が変化していった。
そのため、日韓W杯に臨むトルシエ・ジャパンでは当落線上にいると見られており、フランス大会からの連続選出は難しいという声も少なくなかった。
それでも、トルシエ監督はベテランとしての経験値や精神的支柱としての役割を高く評価し、秋田豊と共に中山を本大会メンバーに加えた。
本大会で背番号10を着用した中山に与えられた出場機会は1試合のみ。グループリーグ第2戦のロシア代表戦で途中出場を果たした。
この一戦で日本代表は1-0の勝利を収め、W杯史上初の白星を獲得。日本サッカー界にとって歴史的な瞬間となった。
続くチュニジア代表戦、そして決勝トーナメント1回戦のトルコ代表戦では出番が訪れなかったものの、日本代表は自国開催の大会で初のベスト16入りを達成。
ロシア代表戦で掴んだ歴史的勝利が、チームに大きな勢いをもたらしたことは間違いない。

