FIFAワールドカップ(W杯)2026に臨む日本代表メンバーが、15日に発表される。歴代最強とも評される今大会の日本代表だが、ここにきて主力選手の負傷離脱が相次いでおり、メンバー選考には大きな注目が集まっている。状況次第では、“サプライズ選出”が起こっても不思議ではない。そこで今回は、過去のW杯を振り返り、本大会直前に滑り込みでメンバー入りを果たした選手たちを紹介する。[5/5ページ]
DF:秋田豊(あきた・ゆたか)
生年月日:1970年8月6日
サプライズ招集:日韓大会(2002年)
本大会成績:0試合0ゴール0アシスト
2002年のFIFAワールドカップ(W杯)日韓大会に臨む日本代表のメンバー発表は、歴代屈指の衝撃を呼んだ。
最大の話題となったのが中村俊輔の落選である。
当時の日本代表を象徴する存在だったエースがW杯行きの切符を掴めなかったことは、大きな波紋を広げた。
さらに、高原直泰や名波浩といった主力級の選手も、コンディション不良などの影響によって自国開催の大舞台から外れている。
そんな中、サプライズ選出として注目を集めたのが秋田豊だった。
秋田はフィリップ・トルシエ監督体制で招集外の時期が続いており、本大会メンバー入りは難しいと見られていた。
しかし、ベテランFWの中山雅史とともに滑り込む形で選出を果たす。
背景にあったのは、チームに精神的支柱を置きたいというトルシエ監督の考えだろう。
豊富な経験を持つ秋田と中山を攻守それぞれの中心選手として加えることで、若いチームに安定感をもたらそうとしたのかもしれない。
中村が落選する一方で、当初は構想外と見られていたベテラン2人がメンバー入りを果たした事実からも、トルシエ監督の非情とも言える決断力がうかがえる。
その秋田は、メンバー発表後に行われたスウェーデン代表との親善試合に途中出場。約3年ぶりとなる日本代表復帰を果たした。
もっとも、本大会ではフィールドプレーヤーで唯一出場機会なし。
それでも、数々の大舞台を経験してきたベテランの存在は、チームに大きな安心感を与えていたはずだ。
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