FIFAワールドカップ(W杯)2026に臨む日本代表メンバーが、15日に発表される。歴代最強とも評される今大会の日本代表だが、ここにきて主力選手の負傷離脱が相次いでおり、メンバー選考には大きな注目が集まっている。状況次第では、“サプライズ選出”が起こっても不思議ではない。そこで今回は、過去のW杯を振り返り、本大会直前に滑り込みでメンバー入りを果たした選手たちを紹介する。[1/5ページ]
FW:巻誠一郎(まき・せいいちろう)
生年月日:1980年8月7日
サプライズ招集:ドイツ大会(2006年)
本大会成績:1試合0ゴール0アシスト
2006年のFIFAワールドカップ(W杯)で、巻誠一郎は見事にドイツ行きの切符を掴み取った。
ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)で活躍し、2005年夏に日本代表デビューを飾った巻は、その後も継続的に代表へ招集された。
W杯ドイツ大会のメンバー発表直前に行われたブルガリア代表との親善試合ではゴールを記録している。
ただ、この時点では“当落線上”との見方が強く、ドイツ行きは難しいという声も少なくなかった。
しかし、ジーコ監督は本大会へ臨む23人のメンバーに巻の名前を加える。当時の記者会見場には「おぉ~」という声が響いた。
エース候補として選出が有力視されていた久保竜彦が負傷によるコンディション不良に陥ったこともあり、好調を維持していた巻が滑り込む形となった。
本大会では初戦のオーストラリア代表戦、続くクロアチア代表戦をベンチで過ごしたものの、第3戦のブラジル代表戦で先発出場を果たす。
しかし、世界屈指の強豪を相手に存在感を示すことはできず、61分に途中交代。巻にとって初のW杯は、悔しさの残る形で幕を閉じた。

