サッカーに限らず、一流アスリートは学業を疎かにしがちというイメージもあった。しかし実際には、スポーツだけでなく、勉強にもしっかりと励んできた選手たちもいる。今回は、女子サッカー選手でトップレベルの高校を卒業し、プロとして第一線に到達した人物を5人を厳選して紹介する。偏差値は「みんなの高校情報」2026年度版を参照。[5/5ページ]
DF:笠井香織(かさい・かおり)
生年月日:1985年7月28日
出身高校:宇都宮女子高等学校(偏差値:70)
元女子サッカー選手の笠井香織は、栃木県内屈指の進学校として知られる宇都宮女子高等学校の出身だ。
中学時代はソフトテニス部に所属しながらクラブチームでサッカーを両立させ、一般受験で同校へ進学した。
高校卒業後は国立の埼玉大学教育学部へ進むなど、まさに「文武両道」を体現するキャリアを歩んできた。
日本女子代表(なでしこジャパン)でも活躍した安藤梢とは、中学年代のクラブチームから高校、そして三菱重工浦和レッズレディースに至るまで、同じ道を歩んだ先輩・後輩の間柄として知られる。
トップレベルでの競技生活と学業を高い次元で両立させた2人の歩みには、共通点が多く、文武両道が染みついた環境であったことがうかがえる。
笠井は、浦和レッズレディースの前身であるさいたまレイナスFCやアルビレックス新潟レディースなどに所属し、国内トップリーグに通算59試合出場。確かな足跡を残して現役を引退した。
現役引退後は、地元・栃木県の鹿沼市役所に入庁している。学生時代の学びを活かして、多種多様な知識が求められる環境で市民のために奮闘しているようだ。
サッカーで培った周囲と協力して真摯に仕事に向き合う姿勢と、文武両道で磨かれたインテリジェンスは、ピッチを離れたセカンドキャリアでも活きていることだろう。
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