明治安田J2・J3百年構想リーグは終盤戦に入り、カテゴリーの垣根を越えた熱戦が続いている。夏の移籍市場が近づく中、今大会でJ3クラブに所属しながらも、J2勢を相手に高いクオリティを発揮している選手たちの存在は見逃せない。そこで今回は、格上相手にも臆することなく存在感を放っている選手を紹介する。[4/5ページ]
FW:中山桂吾(なかやま・けいご)
生年月日:2003年12月14日(22歳)
所属クラブ:鹿児島ユナイテッド
百年構想リーグ戦成績:16試合1ゴール1アシスト
鹿児島ユナイテッドFCの中山桂吾は、今季がデビューシーズン。J2とJ3のクラブが入り混じるJ2・J3百年構想リーグで奮闘を続けている。
現在22歳の中山は、福岡大学を経て鹿児島に加入。大卒ルーキーながら、今季開幕戦となった地域リーグラウンド第1節のテゲバジャーロ宮崎戦(2-3●)で先発出場を果たした。
身長181cmとサイズに優れており、ロングボールのターゲットとして躍動。最前線で絶えずポジションを修正しながら相手ディフェンダーと駆け引きを行い、チームの攻撃の起点となった。
さらに第2節のFC琉球戦にも先発出場すると、73分にはプロ初ゴールを奪取。こぼれ球にいち早く反応し、強烈なシュートをゴールネットに突き刺した。
その後もコンスタントに起用されており、ここまでリーグ戦16試合に出場。身体を張ったプレーで相手に競り勝ち、何度もチャンスを作り出すだけでなく、果敢なプレスバックでもチームに貢献している。
ただ、第2節以降は不発が続いている。相手選手を背負って潰れ役に回るシーンが続いており、なかなか前向きな形でボールを受ける機会に恵まれていない印象だ。
それでも、第15節の大分トリニータ戦では、相手DFの粘り強い守備に苦しみながらも動きに変化を加えて奮闘。クロスにヘディングで合わせるなど、随所で見せ場を作った。
フォワードとして今後さらに経験を積んでいけば、その脅威はより増していくだろう。

