明治安田J2・J3百年構想リーグは終盤戦に入り、カテゴリーの垣根を越えた熱戦が続いている。夏の移籍市場が近づく中、今大会でJ3クラブに所属しながらも、J2勢を相手に高いクオリティを発揮している選手たちの存在は見逃せない。そこで今回は、格上相手にも臆することなく存在感を放っている選手を紹介する。[5/5ページ]
MF:前田椋介(まえだ・りょうすけ)
生年月日:1998年3月2日(28歳)
所属クラブ:愛媛FC
百年構想リーグ戦成績:16試合1ゴール0アシスト
前田椋介は、愛媛FCの心臓として欠かせない存在だ。
現在28歳の前田は、宮崎産業経営大学出身。2020年に福島ユナイテッドFCへ加入すると、テゲバジャーロ宮崎への期限付き移籍を経て、2021年に水戸ホーリーホックへ完全移籍した。
水戸では在籍2年目の2023シーズンから背番号10を着用するなど中心選手として活躍し、公式戦通算114試合に出場。精度の高いパスで攻撃の組み立てを担い、多くのチャンスを作り出した。
その後、2025年7月に愛媛FCへ期限付き移籍。2025シーズンは、残念ながら愛媛がJ3降格という結果に終わったものの、シーズン終了後には水戸から愛媛への完全移籍が発表された。
J2・J3百年構想リーグWEST-Aで迎えた今季は、ここまでリーグ戦全試合に先発出場。絶妙な動きで味方からパスを引き出し、鋭いパスで攻撃の起点となっている。
中盤に同選手がいるかどうかで、チームの結果が大きく左右されると言っても過言ではない。
大きなインパクトを与えたのが、地域リーグラウンド第14節の徳島ヴォルティス戦で決めた直接フリーキック弾だ。
ゴール正面右のやや距離のある位置で獲得したフリーキックで、自慢の右足から放たれたシュートがゴールネットを揺らした。
このスーパーゴールで勢いづいた愛媛は、そのまま一方的な展開でゴールを量産。敵地で6-0の大勝を飾っている。
【著者プロフィール:編集部】
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