クラブの収益やスタジアムの熱狂を高める上で、観客の存在は欠かせない要素だ。多くのファン、とりわけ遠方からのアウェイサポーターを呼び込むためには、各地域の玄関口となる「主要駅」からのアクセス利便性が重要なカギを握る。今回はJリーグ全クラブを対象に、主要駅からスタジアムまでの徒歩所要時間を『Googleマップ』で調査。「主要駅から遠いスタジアム」をランキング形式で紹介する。[4/5ページ]
2位:えがお健康スタジアム
使用クラブ:ロアッソ熊本
主要駅:熊本駅
主要駅から徒歩:182分(13km)
【歩けば3時間】
Jリーグ全クラブの中で、主要駅から2番目に遠いホームスタジアムは、ロアッソ熊本の本拠地「えがお健康スタジアム」だ。
熊本の玄関口である主要駅の熊本駅からスタジアムまで徒歩で向かうと、その距離は13km、時間にして182分(約3時間)を要する。
移動手段として、JR豊肥本線に揺られて約30分の光の森駅まで移動すれば、スタジアムまでの距離は3.3kmとなり徒歩で行くことも不可能ではない。
しかし、熊本駅から路線バスなどを利用すれば、ダイレクトに50分ほどでアクセスできるため、公共交通機関を使うならこちらの方が現実的だろう。
【地元ファンの人の方が大変?】
一方で、このスタジアムは「阿蘇くまもと空港」から約7.8kmの距離にあり、空路でのアクセスが比較的良好な一面も持ち合わせている。
そのため、熊本駅を利用する隣県のサポーターよりも、むしろ本州などの遠方から飛行機でやってくるアウェイサポーターの方が、ストレスなくスタジアムにたどり着けるかもしれない。
地元ファンの多くは自家用車での来場がメインとなっており、試合当日はスタジアム周辺道路の激しい混雑が避けられないのが現状だ。
3万275人を収容できる立派な大型スタジアムを擁しながらも、空席が目立つ一因として、主要駅からの距離や周辺の渋滞リスクといったアクセスの壁が影響していることはあるだろう。

