(写真左から)サッカー日本代表の吉田麻也と長友佑都【写真:編集部】
FIFAワールドカップ2026(W杯)開幕まで2週間余りとなる中、日本代表は5月25日、千葉県千葉市のJFA夢フィールドで国内合宿をスタートさせた。初日の練習後、取材に応じた長友佑都は、約4年ぶりに代表復帰を果たした吉田麻也への思いや、自身5度目となるW杯へ向けた思いを語った。
「やっぱり、なんか違うな」長友佑都が感じた吉田麻也の存在
長年ともに日本代表を支えてきた吉田麻也について、長友佑都は「兄弟が来た感じ」と表現した。
「本当に彼とは、いろんな苦しい思いも辛いこともいっぱい経験してきたので。それを乗り越えて今がある」
約4年ぶりに代表へ戻ってきた盟友の存在に、長友は特別な感情を抱いている。
「やっぱり、なんか違うなと思う。吉田麻也の存在感もそうだし、代表キャプテンとして引っ張ってきた、そのオーラが会った瞬間からある」
さらに、「オリンピック3回、W杯3回経験している選手は日本に誰1人いない」と、その経験値の大きさを強調。今大会の開催地・アメリカにも精通していることから、時差や移動など環境面についても、すでに選手たちが吉田へ相談しているという。
一方、負傷の影響も心配されたが、自身の状態については「練習をしっかりできているし、怪我のところもかなり良い状態に仕上がっています。100%でいけるなっていう感じですね」と語った。
プレー面についても「ピッチに入ったら、対人のところも含めてやれる自信があるし、ウイングバックの選手は攻撃的な選手が多いので、そこは自分の守備で1対1に負けないとか、そういう特徴は絶対に活きるときが来るなと僕は思っているので、そこは見せます」と力を込めた。
また、家族の支えにも感謝を口にした。代表選出時に涙を流した動画や、長男が父のものまねをした映像が話題となる中、「優勝目指して暴れてくるから」と家族へ伝え、「頑張ってきて」と送り出されたことも明かした。
39歳で迎える5度目のW杯。長友はピッチ内外での役割を理解しながらも、精神的支柱だけで終わるつもりはない。
“兄弟”吉田とともに、日本代表を新たな景色へ導く覚悟を、その言葉から感じさせた。
(取材・文:竹中愛美)
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