FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨むサッカー日本代表のメンバーが発表された。選ばれた選手たちは大舞台へ胸を高鳴らせているはずだが、本当のサバイバルはこれから。本大会でピッチに立つことがどれだけ難しいかは、先輩たちが証明している。今回は、W杯メンバーに選ばれるも出場0に終わった日本代表の選手を紹介する。[3/5ページ]
MF:遠藤航(えんどう・わたる)
生年月日:1993年2月9日
出場なしに終わった大会:ロシア大会(2018年)
当時の所属クラブ:浦和レッズ
代表通算成績:72試合4ゴール4アシスト
【当落線上からのメンバー入り】
現在の日本代表をキャプテンとして支える遠藤航も、ワールドカップ(W杯)出場0を経験した選手の1人だ。
リオデジャネイロオリンピック(リオ五輪)で主力としてプレーした遠藤は、2015年のA代表デビュー以降、継続して招集されていた。
しかし、試合に出場する機会は限定的であり、ロシア大会に向けては、当落線上の立場だったといえる。
それでも、遠藤はロシア大会の本メンバーに招集された。大会直前に行われたパラグアイ代表との親善試合では右SBの位置で起用されており、ポリバレントな活躍が期待されていたとうかがえる。
【挫折を経て日本代表に欠かせぬ存在へ】
こうして迎えた本戦、日本代表は戦前の下馬評を覆す戦いぶりで、グループステージ突破を決める。
しかし、遠藤の出番はやってこなかった。ターンオーバーにより多くの選手が入れ替えられたポーランド代表戦でも出場機会は得られず、ラウンド16のベルギー代表戦も声はかからなかった。
それでも、遠藤にとってロシア大会はキャリアのひとつの区切りとなった。大会直後に海外へと渡り、のちにシュトゥットガルト、さらにはリヴァプールでもプレー。デュエル王として日本代表の中心となるまで花開いた。
33歳で迎える北中米W杯は自身3度目の大舞台だ。

