FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨むサッカー日本代表のメンバーが発表された。選ばれた選手たちは大舞台へ胸を高鳴らせているはずだが、本当のサバイバルはこれから。本大会でピッチに立つことがどれだけ難しいかは、先輩たちが証明している。今回は、W杯メンバーに選ばれるも出場0に終わった日本代表の選手を紹介する。[4/5ページ]
DF:内田篤人(うちだ・あつと)
生年月日:1988年3月27日
出場なしに終わった大会:南アフリカ大会(2010年)
当時の所属クラブ:鹿島アントラーズ
代表通算成績:74試合2ゴール8アシスト
【19歳で代表デビュー】
内田篤人は、右サイドバックの座を射止めることができなかった。
内田の代表デビューは早く、2008年に19歳の若さでサムライブルーの一員となった。同年夏からはスタメンに定着し、スピードや高い攻撃性能で右サイドを支配してきた。
南アフリカワールドカップ(W杯)でも右SB1番手の筆頭候補だったはずだ。
しかし、内田が本大会に出場する瞬間は訪れなかった。
【大会直前にまさかの…】
大会直前、思うような戦いができていなかった日本代表は、守備に重きを置くカウンター重視の戦術にシフトしていった。
当時の内田は攻撃面で見ればライバルより頭ひとつ抜けた強みを持っていたが、守備では不安な一面もあった。その中で、岡田武史監督は守備面で優れる今野泰幸やバランス型の駒野友一を起用することとなった。
南アフリカ大会の日本は、4年前から続く重苦しい空気を払しょくするような快進撃を見せた。
日本代表の戦いが駒野のPK失敗によって幕を閉じたこともあって、この大会の右SBは同選手のイメージが強い代表サポーターも多いのではないだろうか。

