明治安田J1百年構想リーグは24日、地域リーグラウンドの全日程が終了した。東西10クラブずつに分かれて行われた戦いは決着し、各クラブは30日から始まるプレーオフラウンドへ向かう。そこで今回は、地域リーグラウンドを振り返りながら、苦戦が続き来季に大きな不安を残すクラブを紹介する。[2/5ページ]
ジェフユナイテッド千葉
監督:小林慶行
百年構想リーグ成績:EAST 10位
【J1レベルを痛感…】
17年ぶりにJ1の舞台へ戻ってきたジェフユナイテッド千葉。しかし、その戦いは想像以上に厳しいものとなった。
千葉は開幕4連敗スタート。その後も復調の兆しを見いだせないまま、EAST下位を低迷した。
引き分けなし、PK戦による完全決着方式が採用された地域リーグラウンドでは、3勝15敗と大きく負け越している。
シーズンを通して、チームは多くの場面でJ1クラブとの地力の差を露呈。技術面はもちろん、局面ごとの判断速度やインテンシティなど、総合力の差を痛感させられる大会となった。
また、今季は椿直起ら負傷離脱が続出。ただ、厳しい見方をすれば、それだけが低迷の要因だったとは言い難い。「負傷者が戻れば改善する」という期待もあったが、内容・結果の両面で劇的な変化は見られなかったからだ。
【このままでは来季は…】
現状のままでは、来季のJ1残留争いは極めて厳しいものになるだろう。既存戦力の成長に加え、各ポジションにJ1基準の新戦力を加える大型補強は不可欠と言える。
昇格1年目のクラブが苦戦するのは珍しくない。だからこそ、降格のない百年構想リーグで得た経験をどう来季へつなげるか。
千葉にとって重要なのは、この苦いシーズンを無駄にしないことだ。

