明治安田J1百年構想リーグは24日、地域リーグラウンドの全日程が終了した。東西10クラブずつに分かれて行われた戦いは決着し、各クラブは30日から始まるプレーオフラウンドへ向かう。そこで今回は、地域リーグラウンドを振り返りながら、苦戦が続き来季に大きな不安を残すクラブを紹介する。[4/5ページ]
横浜F・マリノス
監督:大島秀夫
百年構想リーグ成績:EAST 7位
【J1残留→期待を抱いた2年目】
横浜F・マリノスは来季、名門復活を印象づけることができるのだろうか。短期決戦となった百年構想リーグでは、不安の残るシーズンとなった。
昨季は年間を通して低迷し、2度の監督交代を敢行。それでも最終的には大島秀夫監督の下でJ1残留を果たし、今季は大島体制2年目を迎えていた。
降格のない特別大会だからこそ、ファン・サポーターとしては再建への前進を感じたいシーズンだったはずだ。
しかし、現実は厳しかった。
【全然変わってない?】
チームは開幕3連敗スタートとなり、一気にEAST 9位まで転落。その後も3連敗、4連敗を喫するなど不振から抜け出せず、最終的には7位でシーズンを終えた。
根本的な課題は、残留争いに巻き込まれた2025シーズンから大きく変わっていない。
攻撃の形を確立できず、ロングボールに頼る場面も多い。相手のハイプレスに対してチームとしての打開策が乏しく、それが攻撃全体の停滞感につながっている。
さらに守備面のもろさも見過ごせない。集中力を欠いた守備対応が散見され、相手陣地へ前掛かりになった際のリスク管理に大きな課題を抱えている。
この特別大会で生まれ変わったチームと、そうではないチーム。残念ながら横浜F・マリノスは後者であると言わざるを得ない。

