明治安田J1百年構想リーグは24日、地域リーグラウンドの全日程が終了した。東西10クラブずつに分かれて行われた戦いは決着し、各クラブは30日から始まるプレーオフラウンドへ向かう。そこで今回は、地域リーグラウンドを振り返りながら、苦戦が続き来季に大きな不安を残すクラブを紹介する。[3/5ページ]
浦和レッズ
監督:マチェイ・スコルジャ→田中達也(暫定)
百年構想リーグ成績:EAST 6位
【スコルジャ解任という悪夢】
浦和レッズは、百年構想リーグで大きな挫折を味わったクラブの一つだ。
チームはシーズン途中にマチェイ・スコルジャ監督との契約を解除。現在は田中達也暫定監督の下で再建を進めている。
今季の浦和は、あまりにも「勝負強さ」が欠けていたと言わざるを得ない。
第5節終了時点ではEAST2位につけていたものの、その後は失速。一時は8位まで順位を落とした。
最大の問題は、試合を支配し勝ち切る力の不足だ。チームは主導権を握り続けることができず、リードしている展開でも試合を落ち着かせられない。終盤に失点し、勝ち点を取りこぼす試合が目立った。
【解任は成功だった?】
実際、時間帯別失点数を見ると、75分以降の失点数はリーグワーストの8失点。交代策や戦術変更によってゲームをコントロールしたいところだが、スコルジャ体制では抜本的な改善が見られなかった。
最終的にクラブは4月28日、スコルジャ監督の解任を決断。後任の田中暫定監督は、ボールを保持しながら相手に圧力をかけるスタイルへと舵を切っている。
志向するスタイルの変更の効果はすぐに現れており、田中体制では6試合で4勝2敗と好成績を記録。前体制では12試合で3勝9敗だったことを考えれば、その変化は明確だ。

