
W杯出場が決まった35歳以上のおじさん5人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む各国の代表メンバーが順当に発表されている。その中で注目を集めているのが「ベテラン」の存在だ。最低でも1か月ほど行動を共にする代表チームにおいては経験豊富な選手の存在が不可欠であり、日本代表も39歳の長友佑都を招集している。今回は、W杯メンバーに名を連ねた35歳以上の選手を厳選して紹介する。[3/5ページ]
GK:マヌエル・ノイアー(ドイツ代表)

ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー【写真:Getty Images】
生年月日:1986年3月27日
所属:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
代表通算成績:124試合118失点
【5大会連続の出場へ】
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に向けて、物議を醸しているのが40歳のマヌエル・ノイアーの代表復帰だろう。
2009年のヨアヒム・レーブ体制で代表デビューを飾った同選手は、2010年の南アフリカW杯から4大会連続で正GKを務めた。2014年のブラジルW杯の優勝メンバーでもある。
ドイツ代表での輝かしい実績を置き土産に、自国開催のユーロ2024(欧州選手権)を最後に、代表引退を表明していた。
しかし、ドイツ代表としてはノイアーの後継者探しに大苦戦。昨夏のUEFAネーションズリーグでは、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがゴールマウスを守ったが、今季は怪我のために出場機会がほとんどなかった。
ユリアン・ナーゲルスマン監督はW杯予選から35歳のベテラン、オリヴァー・バウマンを正GKに抜擢。本大会も彼が引き続きゴールマウスを守ることが当確だと思われていた。
【バウマンらには説明を…】
ところが、指揮官は本大会を直前に2年間、代表から遠ざかっていたノイアーの復帰を打診。W杯メンバー発表の会見では、「GKは上位3名を選出することが最優先事項だ。我々は彼をナンバーワンとして計画している」と正GKとして起用する意向を明かした。
他国の代表でもベテラン選手の復帰の例はあるが、ほとんどが予選途中での復帰である。
一方でノイアーの場合は予選を戦わずして本大会からの復帰だ。正GKを務めていたバウマンや押し出される形で選外となった他のGKらへ、指揮官からの十分な説明がなければチームとしての一体感は逆にそがれてしまうかもしれない。