
W杯出場が決まった35歳以上のおじさん5人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨む各国の代表メンバーが順当に発表されている。その中で注目を集めているのが「ベテラン」の存在だ。最低でも1か月ほど行動を共にする代表チームにおいては経験豊富な選手の存在が不可欠であり、日本代表も39歳の長友佑都を招集している。今回は、W杯メンバーに名を連ねた35歳以上の選手を厳選して紹介する。[4/5ページ]
FW:マルコ・アルナウトヴィッチ(オーストリア代表)

オーストリア代表FWマルコ・アルナウトヴィッチ【写真:Getty Images】
生年月日:1989年4月19日
所属:レッドスター・ベオグラード(セルビア)
代表通算成績:132試合47得点30アシスト
【かつては悪童と呼ばれた男】
オーストリア代表は1998年のFIFAワールドカップ(W杯)フランス大会以来、28年ぶりの本大会出場の切符を勝ち取った。
エースとしてチームを牽引するのが、代表最多得点記録を保持する37歳のマルコ・アルナウトヴィッチだ。
2008年にオーストリア代表デビューを飾った点取り屋は、若手時代は「悪童」としても知られていた。
その後、結婚して父親になると若手時代に悪目立ちした素行の悪さは改善され、今のオーストリア代表では最前線から先頭に立ってピッチ内外でチームを牽引する存在となっている。
【レッドスター入団会見で涙したわけ】
今季からは父親の母国セルビアの強豪であるレッドスター・ベオグラードでプレー。入団会見では涙を流しながら「私はボローニャ時代にシニシャ・ミハイロヴィッチに『いつかレッドスターでプレーする』と約束した」と明かし、亡くなった恩師との約束を果たした。
前所属のインテルでは出場機会が限定的だったが、新天地で試合勘を取り戻すと代表チームにも得点能力の高さが還元された。
昨年のW杯予選では8試合で8ゴール2アシストを記録してチーム得点王となり、母国に28年ぶりのW杯出場権をもたらした。