2026明治安田Jリーグ百年構想リーグは地域リーグラウンドの全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※本記事はJリーグデータサイトをもとに作成しています。入場可能数は『Jリーグホームスタジアム』一覧を参照[3/5ページ]
3位:高知ユナイテッドSC
本拠地:GIKENスタジアム
平均入場者数:3,166人
収容可能人数:20,919人
収容率:15.1%
【収容率は15%台も、観客数は大幅増】
2026明治安田Jリーグ百年構想リーグにおいて、スタジアムの収容率が下から3番目となったのが高知ユナイテッドSCだ。
今季の1試合平均入場者数3,166人。20,919人を収容できる巨大な本拠地「GIKENスタジアム」の収容率は15.1%にとどまった。
しかし、中身を見れば特別シーズンを最大限に活かして大きく飛躍したことが分かる。
J3初参戦だった前年の平均2,406人から着実に数字を伸ばし、前年比で約132%という驚異的な動員増を記録した。
【特需と躍進でスタンドの熱気は確実に上昇】
この飛躍の要因としては、主に2つが挙げられる。
1つ目は「グループ編成の恩恵」だ。所属したWEST-Aグループには四国の全5クラブが集結。毎月のように開催された「四国ダービー」が、アウェイサポーターを呼び込んだ。
2つ目はチームの大躍進だ。前年はJ3で18位と低迷したが、今季は上位へ躍進。とりわけホーム全勝が懸かった第17節の愛媛FC戦には、クラブ史上最多を塗り替える7,867人が詰めかけスタンドを熱狂させた。
現状のスタジアム規模からすれば収容率は低いものの、今季得た成功体験は大きな財産だ。
このスタンドの熱を次なるシーズンにいかに定着させ、収容率をさらに引き上げていけるか。高知の挑戦に期待がかかる。

