2026明治安田Jリーグ百年構想リーグは地域リーグラウンドの全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※本記事はJリーグデータサイトをもとに作成しています。入場可能数は『Jリーグホームスタジアム』一覧を参照[4/5ページ]
2位:レイラック滋賀FC
本拠地:平和堂HATOスタジアム
平均入場者数:2,298人
収容可能人数:16,310人
収容率:14.1%
【巨大な本拠地ゆえの低収容率】
2026明治安田Jリーグ百年構想リーグにおいて、スタジアムの収容率が下から2番目となったのがレイラック滋賀FCだ。
今季の1試合平均入場者数2,298人に対し、本拠地「平和堂HATOスタジアム」の収容可能人数は16,310人を誇るため、収容率は14.1%にとどまった。
前年のJFLで2位となり入れ替え戦を制してJリーグ入会を遂げた滋賀。記念すべき第一歩目が、変則的な特別シーズンとなった今季は、ホーム開幕戦のロアッソ熊本戦で3,428人を集めた。
サガン鳥栖戦や大分トリニータ戦でも2,000人以上を動員し、“新参者”としては一定の成果を残したと言える。
だが、もともとは県の総合運動公園の一施設であるスタジアムは1万6,000人超を収容する巨大な拠点ゆえに、空席の多さが際立ってしまう。
【秘めたポテンシャルを開花できるか】
ただ、スタジアムを埋めるポテンシャルがないわけではない。前年の入れ替え戦では9,006人の大観衆を集めた実績がある。
レイラック滋賀は、滋賀県で初のJリーグクラブだ。県内はプロ野球球団がなく、プロスポーツとしてはバスケットボール・Bリーグの「滋賀レイクス」が存在する程度で、プロスポーツの空白地帯だったと言える。
それだけに、初のJクラブ誕生という熱をどこまで地域に広げ、固定ファンを増やしていけるかが今後の命運を握る。この立派なスタンドをサポーターの熱狂で満たしていくための、クラブの真の集客基盤づくりはここからが本番だ。

