2026明治安田Jリーグ百年構想リーグは地域リーグラウンドの全日程を終えた。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。※本記事はJリーグデータサイトをもとに作成しています。[4/5ページ]
7位:水戸ホーリーホック
本拠地:ケーズデンキスタジアム水戸
平均入場者数:8,367人
収容可能人数:10,152人
収容率:82.4%
【大躍進の観客増、連日の超満員で収容率8割超え】
2026明治安田Jリーグ百年構想リーグのスタジアム収容率で7位にランクインしたのは水戸ホーリーホックだ。
強豪ひしめくEASTグループに挑んだ今季は、1試合平均8,367人を記録。前年の平均6,006人から約139%という驚異的なジャンプアップを遂げ、本拠地「ケーズデンキスタジアム水戸」の収容率は82.4%に達した。
【茨城ダービーでキャパ越えの熱狂と次なる挑戦】
今季は集客のアベレージが飛躍的に向上し、最少となった横浜F・マリノス戦でも7,122人を動員した。
最もスタンドが沸騰したのが、第9節に鹿島アントラーズを迎え撃った「茨城ダービー」だ。キャパシティを上回る10,570人が詰めかけ、収容率104.1%という規格外の熱狂を創出している。ジェフユナイテッド千葉戦でも9,675人を集めるなど、連日満員御礼の光景が広がった。
しかし、本当に試されるのは2026/27シーズンからだ。
現拠点ではJ1基準を満たせず、需要も天井だった。そのためクラブは、8月に開幕する新シーズンから那珂市の「水戸信用金庫スタジアム」へ本拠地を移転すると発表。改修費用等をクラブが全額負担することを条件に、J1基準を満たす約2万2,000人収容のスタジアムへの移転が承認された形だ。
新拠点で同等の収容率を維持するのは、平均1万人超えの未経験クラブには大きな壁だ。今季の勢いを絶やすことなくファン層をさらに拡大し、青き伝統の熱気を次なるフェーズへ加速させたい。

