2026明治安田Jリーグ百年構想リーグは地域リーグラウンドの全日程を終えた。例年とは異なる短期リーグでは、多くのダービーマッチも実現した。では、その特別シーズンを通して集客に苦戦したクラブはどこなのか。百年構想リーグにおけるホームゲーム入場者数を集計し、ランキング形式で紹介する。※本記事はJリーグデータサイトをもとに作成しています。[4/5ページ]
ワースト2位:ガイナーレ鳥取
本拠地:Axisバードスタジアム
収容可能人数:5369人
合計入場者数:2万231人
平均入場者数:2248人
【危うく1000人を…】
Jリーグ百年構想リーグ観客数ワーストランキング2位となったのはガイナーレ鳥取だ。4カ月間におよぶ“特別な大会”を振り返ってみると、試合ごとの客入りの差が激しく、集客が安定しなかった印象を受ける。
3月8日に行われた明治安田J2・J3百年構想リーグ WEST-Bグループ第5節のFC琉球戦でホームに3332人の入場者数を迎えるなど、地域リーグラウンド開幕戦における集客は上々だった。
だが、ホーム2戦目の鹿児島ユナイテッドFC戦では1620人と集客が大幅減。レイラック滋賀FC戦に至っては1060人と危うく1000人台を下回るところで、ミッドウィーク開催だった点を差し引いても寂しい数字だ。
ただ、鳥取県が全国で人口最少県であり、大量集客で苦戦する立場にある点は考慮しなければならない。
【人口最少県ならではの…】
クラブとしてもスタジアム整備に力を入れており、なかでも注目を集めるのが美しいピッチ。クラブ独自事業として芝生の生産・管理・コンサルティングを行う『しばふる(SHIBAFULL)』という独自の事業を展開している。
一見すると集客と直接的な関係がないように思えるが、芝生はスタジアムの“命”。選手が快適にプレーできる環境は、回り回ってスペクタクルな試合を楽しみたい観客に恩恵となって返ってくる。
また、J2・J3百年構想リーグではホームでの全9試合において、入場者がスマートフォンでJリーグ公式映像の実況音声を聞くことができる『スタジアム実況配信サービス(おもてなしガイド)』を実施。生観戦しながら選手情報や戦況、戦術を楽しめるコアな取り組みも行った。
鳥取が仕掛ける集客戦略、一癖も二癖もあって実に面白い。

