数々のドラマを生んだ2026明治安田J2・J3百年構想リーグ。もしも特別ルールであるPK戦が存在せず、通常のドロー決着だったら、順位表はどうなっていたのか。今回は、PKとなったゲームを引き分けとしてカウントした場合のJ2・J3百年構想リーグの勝ち点を計算。そのランキングのトップ10を紹介する。[3/5ページ]
3位:カターレ富山
PK戦なしの勝ち点:35
実際の勝ち点:38
百年構想リーグ順位:WEST-A 1位
百年構想リーグ成績:10勝3PK勝2PK敗3敗
【劇的残留の…】
2026明治安田J2・J3百年構想リーグにおいて、PK戦を除外した90分間での戦績を算出した際に全体の3位にランクインしたのはカターレ富山だ。
富山は、2025シーズンのJ2最終節で劇的に残留を果たした奇跡のチーム。前年のシーズン途中に就任した安達亮監督のもと、継続された組織構築は高い戦術の浸透度を証明。あの死線で得た強い連帯感が勢いとなり、見事なステップアップを遂げた。
【中盤の躍動と…】
この躍進を牽引したのは、ピッチの覇権を握った自慢の中盤構成力だ。4月の月間MVPに輝いた谷本駿介を筆頭に、ゴールを量産して月間ヤングプレーヤー賞をもさらった亀田歩夢(6得点)らが躍動。さらにチョン・ウヨンや布施谷翔らが絶妙に融和し、攻守の歯車が完璧に噛み合った。
5回あったPK戦は3勝2敗で、特に強かったとは言えない。それでも、全18試合で90分内の敗戦をわずか「3」に抑え込んだ底堅さも光る。前年なら簡単に負けていたような試合を引き分けに持ち込めたと言えるだろう。
アルビレックス新潟に2戦2勝のシーズンダブルを飾るなど、難敵を真っ向からねじ伏せ、自信をつけたことも大きい。
崖っぷちからの奇跡を経て、WEST-Aの頂点を堂々と射止めた富山。磨き抜かれた中盤の支配力と確固たる組織力を最大の武器に、2026/27シーズンに向けた期待は高まっている。

