
カーボベルデ代表【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎える。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、初出場となるカーボベルデ代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。[4/6ページ]
ミッドフィルダー

カーボベルデ代表MFライアン・メンデス【写真:Getty Images】
ケヴィン・レニーニ(背番号6)
生年月日:1999年1月27日(29歳)
所属クラブ:クラスノダール(ロシア)
2026リーグ戦成績:27試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:31試合出場/3得点1アシスト
カーボベルデ代表の中盤を支えるキーマン。両足を自在に扱う技術を持ち、長短のパスを使い分けながらゲームを組み立てる司令塔だ。2022年夏にロシアのクラスノダールへ移籍すると、瞬く間に中心選手へと成長。2025年にはリーグ優勝の立役者として大きな存在感を示した。若手時代にはSLベンフィカのトライアウトを受験したものの不合格。「レベルが足りていない」と書かれた手紙を今も持っているという。
ジョアン・パウロ(背番号8)
生年月日:1998年5月26日(28歳)
所属クラブ:FCSB(ルーマニア)
2026リーグ戦成績:34試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:40試合1得点1アシスト
左SBと中盤の両方を高いレベルでこなすユーティリティプレーヤー。ポルトガルやモルドバで経験を積み、現在はルーマニアの名門クラブであるFCSBに所属している。カーボベルデ代表では、シドニー・ロペス・カブラルの台頭もあり、近年はベンチスタートの機会が増加。それでも、複数のポジションを柔軟にこなせる貴重なマルチロールとして、ブビスタ監督から厚い信頼を寄せられている。
ヤミロ・モンテイロ(背番号10)
生年月日:1993年11月23日(32歳)
所属クラブ:ズウォレ(オランダ)
2026リーグ戦成績:21試合出場/2得点3アシスト
代表通算成績:53試合5得点1アシスト
卓越したボールテクニックと広い視野を活かしたパスワークを武器とする、カーボベルデ代表の背番号10。生れ育ったオランダでのプレーを経て、2019年から2023年まではMLSのクラブに所属。今大会の開催国であるアメリカ合衆国の環境や移動事情を熟知していることは、チームにとって大きなアドバンテージと言えるだろう。カンブールのセカンドチーム時代に元リヴァプール監督のアルネ・スロットの指導を受けたことでも知られる。
デロイ・ドゥアルテ(背番号14)
生年月日:1999年7月4日(26歳)
所属クラブ:ルドゴレツ(ブルガリア)
2026リーグ戦成績:28試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:30試合0得点2アシスト
カーボベルデ代表の「ドゥアルテ兄弟」の弟。中盤の底でバランスを整えつつ、球際の強さを活かしたボール奪取で攻守にチームを支える。オランダ出身で、数々の名選手を輩出したスパルタ・ロッテルダムの下部組織出身。オランダの年代別代表でも主力を務めた実力者で、今大会に出場しているコーディ・ガクポやドニエル・マレンとチームメイトだった。
ラロス・ドゥアルテ(背番号15)
生年月日:1997年2月28日(29歳)
所属クラブ:プスカシュ・アカデーミア(ハンガリー)
2026リーグ戦成績:30試合出場/0得点6アシスト
代表通算成績:17試合1得点1アシスト
カーボベルデ代表の「ドゥアルテ兄弟」の兄。弟と同じくオランダのスパルタ・ロッテルダムの下部組織で育成され、その才能を高く評価されて18歳で名門PSVへ引き抜かれた経歴を持つ。 カーボベルデ代表への招集は弟より2年遅れたものの、持ち前の戦術理解度と安定感を武器に中盤のバランサーとして定位置を確保。北中米W杯出場を決めた歴史的な瞬間には、兄弟そろってピッチに立っていた。
ヤニック・セメド(背番号16)
生年月日:1995年12月29日(30歳)
所属クラブ:ファレンセ(ポルトガル)
2026リーグ戦成績:31試合出場/0得点3アシスト
代表通算成績:10試合1得点0アシスト
落ち着いたボールコントロールと球際の強さを活かしたボール奪取で攻守両面に貢献するMF。長いボールを使った展開力にも長ける。キャリアを通してポルトガルの下部リーグを渡り歩いており、30歳にして1部リーグでのプレー経験はない。それでも献身性の高さからカーボベルデ代表の主力に定着し、W杯予選のラスト6試合すべてで先発出場。本戦出場の立役者となった。
テルモ・アルカンジョ(背番号18)
生年月日:2001年6月21日(24歳)
所属クラブ:ヴィトーリア・ギマランイス(ポルトガル)
2026リーグ戦成績:29試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:15試合1得点0アシスト
大怪我を乗り越えて復活を果たしたレフティーのアタッカー。卓越したドリブル技術と高精度の左足を武器にチャンスを演出する。今季は所属クラブでポルト、スポルティングCP、ブラガに勝利して国内リーグカップを制覇。2023年5月には膝の前十字靭帯断裂という大怪我を負い、1年以上にわたって戦列を離れる苦しい時期を経験したが、W杯予選途中に復活を果たしてカーボベルデ代表史上初となる本大会出場に貢献した。
ライアン・メンデス(背番号20)
生年月日:1990年1月8日(36歳)
所属クラブ:ウードゥル(トルコ)
2026リーグ戦成績:29試合出場/5得点2アシスト
代表通算成績:97試合22得点8アシスト
カーボベルデ代表史上最高の選手と評されるチームの象徴。右足のキック精度の高さを武器に得点、アシストを量産できる選手で、通算出場試合数と得点数は歴代1位。ピッチ内外で主将としてチームを経験する。フランスを代表する育成の名門、ル・アーヴルのアカデミー出身でポール・ポグバと共に育った。北中米W杯の期間中に同国代表史上初となる100試合出場を達成する可能性がある。