FIFAワールドカップ(北中米W杯)のグループリーグ全日程が終了した。今大会、日本代表は充実した戦いぶりを披露してくれているが、なかには高い期待に応えきれずにいるチームも存在している。今回は、北中米W杯のグループリーグで残念な印象を残した国を5つ紹介する。[5/5ページ]
ポルトガル代表
グループリーグ成績:1勝2分0敗(勝ち点5)/6得点1失点
グループリーグ最終結果:2位(決勝トーナメント進出)
【スター軍団だが…】
1勝2分の無敗で決勝トーナメント進出。数字だけを見れば、ポルトガル代表のグループステージは決して悪くない。
だが、クリスティアーノ・ロナウド、ブルーノ・フェルナンデス、ベルナルド・シウバ、ラファエル・レオン、ジョアン・ネヴェスらを擁する陣容を考えれば、グループKを2位通過に終わったこと自体が物足りない。優勝候補の一角と見られていたチームとしては、圧倒感を示しきれなかった3試合だった。
日本時間6月18日の初戦・DRコンゴ代表戦は、その不安をいきなり露呈した一戦だった。
ポルトガル代表はボールを保持しながらも攻撃のテンポが上がらず、相手の粘り強い守備を崩し切れない。個の力で局面を打開しようとする場面はあったが、チームとしての連動性は乏しく、1-1のドロー発進。格下相手に勝ち点2を落としたことで、早くもグループ首位通過へ暗雲が漂った。
同24日の第2節・ウズベキスタン代表戦では、5-0と大勝。ようやく本来の攻撃力を見せつけたようにも映ったが、相手との力の差を考えれば当然の結果という見方もできる。むしろ問われたのは、この快勝を強豪国との試合で継続できるかどうかだった。
その答えは、同28日の第3節・コロンビア代表戦で示されるはずだった。しかし、首位通過を懸けた大一番でポルトガル代表は再び停滞する。
【決勝トーナメントでは…】
互いにリスクを避ける展開になったとはいえ、攻撃陣は最後まで決定打を欠き、試合は0-0で終了。結果的にコロンビア代表に首位を譲り、ポルトガル代表は2位で決勝トーナメントへ進むことになった。
無敗突破とはいえ、DRコンゴ代表戦とコロンビア代表戦で見せた攻撃の重さは大きな不安材料だ。
豪華なタレントを揃えながら、相手を押し切る迫力に欠けたポルトガル代表。決勝トーナメントでは、名前だけでは勝ち上がれないことを証明する必要がある。
【著者プロフィール:編集部】
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