
スイス代表 選手名鑑【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎えた。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、6大会連続13回目の出場となるスイス代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[2/6ページ]
センターバック
マヌエル・アカンジ(背番号5)
生年月日:1995年7月19日(30歳)
所属クラブ:インテル(イタリア)
25/26リーグ戦成績:33試合2ゴール0アシスト
代表通算成績:80試合4ゴール1アシスト
攻守においてスイス代表の鍵となるディフェンスリーダーだ。188cmを誇る体躯に機動力や鋭い戦術眼を兼ね備え、強く上手い守備で最終ラインを支える。また、ペップ・グアルディオラに認められた足元の技術があり、現代型CBに求められるすべての面で高いクオリティを維持している。代表でもアカンジからの対角へのフィードが大きな攻撃パターンとなっており、依存度は高い。ピッチ外でも才覚を発揮し、複雑な暗算を即座に解くことができる頭脳を持ち合わせている。
オーレル・アメンダ(背番号24)
生年月日:2003年7月31日
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:24試合0ゴール0アシスト
代表通算成績:6試合0ゴール0アシスト
194cmの長身が光る現代型CB。身体能力の高さを活かし、デュエルや勝率70%に迫る空中戦で相手を圧倒する。2024年夏のフランクフルト移籍後は出場機会が限られていたが、監督交代によってスタメンに定着した。スピードや足元の技術も備えており、今季終盤は右SBも経験している。代表経験は少ないが、身長を活かしたパワープレー要員としての起用も考えられるだろう。コービー・ブライアントの大ファンで、たびたび彼の写真や格言をSNSに投稿している。
ルカ・ジャック(背番号25)
生年月日:2003年6月2日(23歳)
所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:14試合0ゴール1アシスト
代表通算成績:3試合0ゴール0アシスト
昨年10月にスイス代表デビューを果たした若き大型DF。ドミニカ人の父を持ち、187cmの身長を活かし空中戦で優位に立つ。スイスのFCルツェルンでレギュラーを張り、監督はマヌエル・アカンジの姿を重ね称賛。2025年冬のシュトゥットガルト加入後は、鼻の骨折やハムストリングの負傷など離脱が続いたが、将来性とスケールの大きさを買われW杯メンバー入りしている。アカデミー時代は背番号10を背負い、ストライカーやトップ下としてプレー。その経験がプレーの予測やビルドアップの面で役立っているという。
ニコ・エルヴェディ(背番号4)
生年月日:1996年9月30日(29歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:33試合0ゴール3アシスト
代表通算成績:66試合3ゴール2アシスト
マヌエル・アカンジと共にチームの守備を統率する経験豊富なCBだ。空中戦、地上戦ともに安定してマッチアップに競り勝つが、1番の魅力はカバーリング能力であり、ピンチをいち早く察知し相手の攻撃を阻止する。ボルシアMGで公式戦通算364試合に出場していることが、選手の能力の高さを裏付けている。代表には欠かせない存在であり、自身3度目のW杯に挑む。その冷静な佇まいから「カワセミ」というあだ名で呼ばれ、活躍すると「火の鳥」に変身したと称賛される。
エライ・キュマルト(背番号18)
生年月日:1998年2月4日(28歳)
所属クラブ:バレンシア(スペイン)
25/26リーグ戦成績:17試合2ゴール1アシスト
代表通算成績:21試合0ゴール1アシスト
トルコ人の両親のもとに生まれ、スイスで育ってきた。積極的な守備が持ち味のファイターで、今季は地上戦勝率68%とデュエルに絶対の自信を誇る。トップスピードに乗っている相手に対し、決め打ちで足を出す癖があるためファールを受けやすく、これまでキャリアを通し6枚のレッドカードを提示されている。1度のミスが大惨事を招く代表戦では特に注意が必要だ。熱くなりやすい性格で、バレンシアダービーにおいて、コーナーフラッグにユニフォームをかける挑発行為を行い、敵味方問わず大ヒンシュクを買ってしまった。
