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【スイス代表 北中米W杯無料選手名鑑】予想フォーメーション&招集メンバー全選手徹底紹介

シリーズ:北中米W杯選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

スイス代表 選手名鑑
スイス代表 選手名鑑【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎えた。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、6大会連続13回目の出場となるスイス代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[4/6ページ]

ミッドフィルダー

スイス代表MFデニス・ザカリア

スイス代表MFデニス・ザカリア【写真:Getty Images】


デニス・ザカリア(背番号6)

生年月日:1996年11月20日(29歳)
所属クラブ:モナコ(フランス)
25/26リーグ戦成績:24試合2ゴール1アシスト
代表通算成績:64試合3ゴール4アシスト

 191cmの圧倒的なフィジカルを活かし相手の攻撃を食い止めるダイナモ。長い手足でボールを奪い取り、ストライドの大きいドリブルでチャンスを生み出す。中盤としては規格外のスケールからパトリック・ヴィエラと比較されてきた。今季は怪我が相次いだものの、試合に出ればさすがのパフォーマンスを発揮している。中盤が本職だが、W杯前直近2試合ではCBの位置で起用されており、本戦でも最終ラインの起用が考えられるが、その場合は時折顔を出す軽い守備に注意が必要だ。

レモ・フロイラー(背番号8)

生年月日:1992年4月15日(34歳)
所属クラブ:ボローニャ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:29試合1ゴール2アシスト
代表通算成績:87試合11ゴール10アシスト

 昨年11月に鎖骨骨折で2カ月離脱の憂き目にあったが、復帰後すぐに調子を取り戻し、3大会連続のW杯を迎えた。90分間ピッチを駆け回り、攻守における献身性はまさにチームの心臓そのもの。戦術理解度も高く、アタランタ時代は特徴的なマンツーマン戦術に完璧に対応し、チームの躍進を支えた。同い年であるグラニト・ジャカとは、アンダー世代から80試合以上代表の中盤でタッグを組み、「古ければ古いほどよくなる、いいワインのような関係」と極上のコンビを築いている。

ヨハン・マンザンビ(背番号9)

生年月日:2005年10月14日(20歳)
所属クラブ:フライブルク(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:27試合5ゴール5アシスト
代表通算成績:11試合3ゴール1アシスト

 弱冠20歳のスター候補で、ヴァンサン・コンパニも鈴木唯人らと共に「ブンデスを代表する次世代のトップタレント」の1人に挙げる。抜群の身体能力と推進力溢れるドリブルで中盤の支配者となる。本職はボランチだが攻撃意識が高く、チャンスと見れば思い切りのいいプレーでゴールを陥れる。一方で若さも垣間見え、今季2枚のレッドカードを提示されており、W杯でも勢い任せの過ちには注意だ。幼少期の頃のロールモデルはヤヤ・トゥーレとGKのマヌエル・ノイアー。

グラニト・ジャカ(背番号10)

生年月日:1992年9月27日(33歳)
所属クラブ:サンダーランド(イングランド)
25/26リーグ戦成績:34試合1ゴール6アシスト
代表通算成績:145試合17ゴール13アシスト

 15年以上スイス代表を支え続ける10番であり、キャプテン。左足の精度やレンジは世界最高レベルで、最終ライン付近から一気にチャンスを演出する。プレミアリーグで毎年安定して稼働できる体の強さや、ビルドアップ能力、ミドルシュートの威力など、守備的MFに欲しい要素を高いレベルで兼ね備えている。若手時代はサポーターから放出を望む声が挙がるほど血気盛んだったが、円熟味を増し、すっかりベテラン選手の風格が漂うようになった。自身4度目のW杯こそベスト16の壁を越えたい。

アルドン・ヤシャリ(背番号14)

生年月日:2002年7月30日(23歳)
所属クラブ:ミラン(イタリア)
25/26リーグ戦成績:14試合0ゴール1アシスト
代表通算成績:7試合0ゴール2アシスト

 未来のスイス代表を担う万能型の中盤。基本的には中盤の底でアグレッシブにボールを奪い取り、プレス回避や後方からのロングパスにも優れている。時にはゴール前へと顔を出し、積極果敢にチャンスに絡もうとする姿勢も特徴のひとつだ。ベルギーリーグ最優秀選手に選ばれ、さらなる飛躍が期待されたミラン1年目の今季は、腓骨骨折による長期離脱や、ルカ・モドリッチらベテラン勢の躍動もあり、不本意な1年となった。W杯ではグラニト・ジャカらベテラン勢を押しのけるような活躍を期待したい。


ジブリル・ソウ(背番号15)

生年月日:1997年2月6日(29歳)
所属クラブ:セビージャ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:33試合5ゴール4アシスト
代表通算成績:51試合0ゴール4アシスト

 セネガル人の父を持つ、身体能力に秀でたボックス・トゥ・ボックスの選手。特にスピードは中盤の中でもトップレベルであり、相手に追いつき184cmのフィジカルを活かしボールを回収する。フランクフルトで長谷部誠とボランチコンビを組み始めてからは、攻撃でも持ち味を発揮するようになり、強力な推進力で攻撃にアクセントを加える存在へと成長した。フランクフルトでは鎌田大地とも共闘し、チームメイトとしてキャリアで最も多くの試合でともにプレーした選手となっている。

クリスティアン・ファスナハト(背番号16)

生年月日:1993年11月11日(32歳)
所属クラブ:ヤングボーイズ(スイス)
25/26リーグ戦成績:33試合18ゴール7アシスト
代表通算成績:22試合5ゴール3アシスト

 ヤングボーイズを復活させたアタッカー。攻撃的ポジションならどこでもこなせる万能性が特徴で、創造性あふれるプレーや、相手の意識外からの飛び込みで得点を積み重ねる。185cmと高身長で、ヘディングのゴールが多い点もポイントだ。代表では出場した22試合中19試合が途中出場と、少ない出番の中で5ゴール3アシストと結果を残しており、試合の流れを変えるスーパーサブとしての期待が高い。

ルベン・バルガス(背番号17)

生年月日:1998年8月5日(27歳)
所属クラブ:セビージャ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:24試合3ゴール6アシスト
代表通算成績:61試合11ゴール11アシスト

 積極果敢に仕掛け続ける、スイス代表随一のドリブラー。低重心を活かした一瞬の加速で相手を振り切り、スピードに乗って相手ゴールへと突き進む。パスワークの連携にも優れており、どんな局面においても豊富な選択肢を持つ選手である。代表では攻撃の中心であり、欧州予選6試合で1ゴール3アシストと決定機を演出し続け、W杯での躍動にも期待がかかる。ドミニカ人の父の影響で、幼少期はサッカーではなく野球に夢中だった。

ミシェル・エービシャール(背番号20)

生年月日:1997年1月6日(29歳)
所属クラブ:ピサ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:35試合1ゴール2アシスト
代表通算成績:39試合2ゴール3アシスト

 ポジショニングに優れ、高精度のパスで攻撃の歯車となる黒子役。本職はボランチだが、サイドハーフや攻撃的MFでも高い適応力を見せ、ボローニャ時代にはチアゴ・モッタ監督にそのサッカーIQを称賛されている。代表でもグラニト・ジャカやレモ・フロイラーの壁が高いため、サイドで起用されることが多く、その際は積極的な攻撃参加もみられる。フロイラーとダン・エンドイェはボローニャ時代のチームメイトで、「スイス・コネクション」を形成し、休日もよく会う仲だった。

ファビアン・リーダー(背番号22)

生年月日:2002年2月16日(24歳)
所属クラブ:アウクスブルク(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:32試合6ゴール4アシスト
代表通算成績:27試合1ゴール3アシスト

 ヤングボーイズでブレイクし、2022年のスイスリーグ最優秀若手に選ばれたが、移籍先のスタッド・レンヌではサブ中心の生活が続き、思うような成長曲線を描けていない。左足のキックが持ち味のゲームメイカーで、広い視野から繰り出される効果的なパスはエレガントさすら感じさせる。攻撃的MFとして起用されるがビルドアップにも関わり、守備と攻撃の橋渡し役になっている。子供のころ他界した父親は大のサッカー好きで、生まれる前からスパイクを買い与えられていた。

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