
本サイトのインタビューに答えるサンフレッチェ広島の青山敏弘コーチ【画像:スクリーンショット】
日本代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)決勝トーナメント1回戦でブラジル代表に敗れ、ベスト32で大会を終えた。悔しさが残る結果となった一方で、多くの選手が世界最高峰の舞台で確かな成長を示したのも事実だ。その経験は4年後へ向けた新たなスタートでもある。本サイトで大会期間中に特別解説を務めた2014年ブラジルW杯メンバーで、現在はサンフレッチェ広島でコーチを務める青山敏弘氏に、さらなる飛躍を期待する6人を選んでもらった。[5/6ページ]
MF:堂安律(どうあん・りつ)

ブラジル代表戦ではゲームキャプテンを務めた堂安律【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16日
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
2025/26リーグ戦成績:29試合14ゴール2アシスト
代表通算成績:69試合11ゴール10アシスト
【「まだまだ、こんなもんじゃない」】
青山氏が続いて選んだのは、2019年のAFCアジアカップのときにともに戦った堂安律だ。当時の代表での立ち位置として、堂安は若手だった。その頃と比べたら頼もしくなったのではないかと尋ねると「まだまだこんなもんじゃないです。まだまだ、本人も思っていると思う」とさらなる飛躍を願っているようだった。
堂安は今大会、全4試合に先発出場し、主に右のウイングバックとしてプレー。キャプテンの板倉滉がベンチスタートだった試合ではキャプテンマークを巻き、闘志を前面に出してチームを鼓舞した。
攻撃面だけでなく、責任感の強さからチームのために献身的な守備を見せる場面も印象的だった。
【「彼が4年後どうなるか」】
「今回、どうしてもディフェンスの部分がクローズアップされましたけど、やっぱりスウェーデン戦のああいう(前田大然の先制点の起点になった)プレーだったり、質だったり、ダイナミックさはすごいなって。あの舞台でああいうプレー、あんな崩しができる。
質が高いと改めて思ったので、また彼が4年後、彼が引っ張る日本代表を見てみたいなって。あのキャラクターもみんなを引き込むものがあるので、彼が4年後どうなるか、本当に楽しみな選手ですね」
攻守両面でチームを支え、リーダーとしての資質も改めて示した堂安。4年後はピッチ内外で日本代表を引っ張る存在となることを青山氏は期待している。