
すでにプロ2種登録済みのスーパー高校生たち【写真:Getty Images】
「09世代」は逸材の宝庫である。J1最年少出場記録を塗り替えた北原槙や、横浜F・マリノス史上最年少でプロ契約を結んだ三井寺眞など、将来の日本代表が確実視される逸材がさらなる大舞台への道を歩み始めている。彼らに加えて、この世代には将来を嘱望された選手が多数いる。今回は17歳以下ながらプロ2種登録されている「ブリスベン五輪世代」の逸材をピックアップして紹介する。[3/5ページ]
MF:長南開史(ちょうなん・かいじ)

柏レイソル所属の長男開史【写真:Getty Images】
生年月日:2009年4月7日
所属クラブ:柏レイソル
百年構想リーグ戦成績:出場なし
【高校入学直後に…】
長南開史はこの世代を代表する選手となり得る逸材だ。
長南はジュニア時代から柏レイソルの下部組織に在籍している16歳。高校入学直後の昨年4月に2種登録され、トップチームでのプレーが可能となった。
右サイドを主戦場とする長南の持ち味は、足元の技術にある。止める、蹴るの技術がとても高く、相手にボールを奪われない。相手の矢印を折るドリブルが得意で、密集地帯であっても相手DFを剥がし、攻撃に推進力をもたらしてくれる。
同選手が末恐ろしいのは、この技術を持ちながらアスリート型のプレーヤーであることだ。
【百年構想リーグでベンチ入り】
身長こそ176cmと抜きんでたものはないが、足の速さやフィジカルの強さは同世代の中で突出したものを持つ。
中学生の頃からユースチームの試合に飛び級で出場し、3歳年上の選手を相手にデュエルで圧倒してきた。守備意識も高く、ボール奪取の面でも期待できる、現代的なプレーヤーだ。
アタッカーにも、サイドバックにも、中盤の選手にもなり得る、いい意味で完成形が想像できない選手である。
トップチームの出場は未だないが、百年構想リーグでは第2節東京ヴェルディ戦でベンチ入りを果たしており、プロデビューの瞬間は、すでに秒読み段階と言っていいだろう。