
すでにプロ2種登録済みのスーパー高校生たち【写真:Getty Images】
「09世代」は逸材の宝庫である。J1最年少出場記録を塗り替えた北原槙や、横浜F・マリノス史上最年少でプロ契約を結んだ三井寺眞など、将来の日本代表が確実視される逸材がさらなる大舞台への道を歩み始めている。彼らに加えて、この世代には将来を嘱望された選手が多数いる。今回は17歳以下ながらプロ2種登録されている「ブリスベン五輪世代」の逸材をピックアップして紹介する。[5/5ページ]
DF:エゼモクェ・チメヅェ海(えぜもくぇ・ちめづぇかい)

セレッソ大阪所属のエゼモクェ・チメヅェ海【写真:Getty Images】
生年月日:2009年4月2日
所属クラブ:セレッソ大阪
百年構想リーグ戦成績:出場なし
【6月にプロ契約!】
エゼモクェ・チメヅェ海は、人材難が叫ばれる日本代表の左SB問題に終止符を打つ存在となるだろうか。
セレッソ大阪のアカデミーで成長してきたエゼモクェは、今年6月に2種登録ながらプロ契約を締結した。2025シーズンには、5月に行われたJ1リーグ第14節・京都サンガF.C.戦でベンチ入りも果たしており、クラブにとっては宝石のような存在だ。
そんな同選手は左SBを主戦場とするレフティーであり、高校2年生でありながら183cm 82kgの恵まれた体躯を持っている。ただ大きいだけでなくがっしりとした体格で、すっかりプロ仕様の身体であるといえるだろう。
このフィジカルと身体能力を活かした推進力溢れるプレーが、エゼモクェ最大の強みだ。足元の技術にも優れ、相手を剥がして左サイドを駆け上がり、ボックス内に危険なクロスを送り込む。
パスの精度も高く、長短さまざまなパスでチャンスを演出することも可能だ。
【完成形はヌーノ・メンデス?】
守備時には抜群の対人能力が光る。リーチが長いため、あっけないほど簡単にボールを奪えてしまう。インターセプトも常に狙っており、ボール奪取から自慢の攻撃参加に繋げるプレーで、相手にとって脅威となる。
完成形はパリ・サンジェルマン所属のヌーノ・メンデスのような、守備も高いレベルでこなすことができる攻撃的SBになるだろうか。
セレッソの同ポジションには大畑歩夢や高橋仁胡など、欧州でプレー経験のあるタレントが揃う。彼らから技術を盗み、恒常的にポジション争いへ加わることができれば、日本代表メンバー入りに向け、順調な成長曲線を描けるはずだ。
【著者プロフィール:編集部】
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