
すでにプロ2種登録済みのスーパー高校生たち【写真:Getty Images】
「09世代」は逸材の宝庫である。J1最年少出場記録を塗り替えた北原槙や、横浜F・マリノス史上最年少でプロ契約を結んだ三井寺眞など、将来の日本代表が確実視される逸材がさらなる大舞台への道を歩み始めている。彼らに加えて、この世代には将来を嘱望された選手が多数いる。今回は17歳以下ながらプロ2種登録されている「ブリスベン五輪世代」の逸材をピックアップして紹介する。[4/5ページ]
MF:藤本祥輝(ふじもと・よしき)

ガンバ大阪所属の藤本祥輝【写真:Getty Images】
生年月日:2009年4月2日
所属クラブ:ガンバ大阪
百年構想リーグ戦成績;1試合0ゴール0アシスト
【169cmの小柄なMFだが…】
藤本祥輝は次世代の遠藤航になれる逸材だ。
2009年生まれの藤本は、ガンバ大阪の下部組織出身。CBを務めることもあるが、本職はMFで、主にボランチのポジションで出場している。
藤本のプレースタイルはまさに“刈り取り屋”だ。混戦の中転がってきた五分五分のボールに対して即座に反応し、ポゼッションを回復できる選手である。
特に優れているのが危機察知能力であり、一歩目が速く、相手との間合いを詰め、相手のチャンスの芽を摘む。169cmと小柄ではあるが、その分アジリティがあり、足もよく伸びる。相手とボールの間に身体を入れて相手の自由を奪うプレーが得意であり、この技術はプロの舞台でも活かされるだろう。
【東京ヴェルディ戦でプロデビュー!】
また、ボール保持の局面でも、広い視野でボールを展開し、時には自分で持ち運びチャンスメイクまでこなす。
守備的MFの中には、ディフェンスこそ得意ではあるが足元の技術に不安を抱える選手がいるが、藤本はこのカテゴリーに入らないだろう。
そんな藤本は今年3月の2種登録によりトップチームの一員となり、百年構想リーグプレーオフで行われた東京ヴェルディ戦の2戦目でプロデビューを果たしている。青黒のボールハンターが、将来日本を背負う姿が待ち遠しい。