
2026/27シーズン、 J1総合評価ランキング6位~10位【写真:Getty Images】
Jリーグの秋春制移行初年度となる2026/27シーズンが、8月7日(金)に開幕する。移行期の特別大会「百年構想リーグ」ではヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが東西を制する構図となった。先の戦いぶりと夏の補強動向を踏まえ、開幕直前の各クラブの総合力を独自に順位付けした。※成績は『Transfermarkt』を参照[2/5ページ]
9位:川崎フロンターレ

川崎フロンターレ【写真:Getty Images】
J1百年構想リーグ順位:4位(EAST)
新加入選手:デリキ・ラセルダ、ペドロ・ホマーノなど
【マリノス戦で大敗】
移行期の特別大会「J1百年構想リーグ」ではEASTラウンドを4位で通過した。開幕戦こそ快勝したものの、その後は失点の多さが響いて勝点を積み上げられず、半年間を通じて守備に課題を露呈した。
終盤に連勝(PK勝ちを含む)で持ち直したものの、プレーオフの7-8位決定戦ではWEST4位のサンフレッチェ広島と対戦。第1戦を1-2、第2戦も0-1で落とし、2戦合計1-3で敗れて総合8位に終わった。
0-5で敗れたリーグ第8節の横浜F・マリノス戦では、セットプレーやクロス対応、バイタルエリアのケア、多くの局面で脆さを見せた。マルシーニョのカットインなど、攻撃面で個人のクオリティは光っていたが、4位フィニッシュが霞むほどネガティブなインパクトがあった。
【守備の再構築がカギ?】
夏の移籍市場では、ブラジルのクイアバECから191cmの大型FWデリキ・ラセルダを完全移籍で獲得したのが目玉。あわせて、同じくブラジルからDFペドロ・ホマーノを完全移籍、FWカイキ・ケイロスをボタフォゴから期限付きで補強した。
ラセルダはCFを主戦場としながらウインガーとしてもプレーした経験があり、高さだけでなく複数の武器を持っている。ホマーノはブラジルセリエBがこれまでの主な舞台だったが、189cm、94kgという超重量級の体躯を有しており、かつてジェジエウが背負っていた背番号「4」を与えられた。
ユースから藤田明日翔、小川尋斗がトップ昇格。一方、百年構想リーグで得点源となっていたFWエリソンがジェフユナイテッド千葉へ完全移籍で退団したのは少なくない影響がありそうだ。神田奏真(東京ヴェルディ)、神橋良汰(ギラヴァンツ北九州)、パトリッキ・ヴェロン(大分トリニータ)らも期限付きでチームを離れた。
MFの脇坂泰斗や伊藤達哉らのタレントは健在だが、課題である守備の再構築が進むかが浮上のカギとなるはずだ。そして新戦力の適応も大きく戦況を左右するだろう。同クラブは育成組織から有望株を何人も輩出してきたことを考えれば、ユースからの台頭にも期待したい。