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開幕直前!2026/27シーズン、J1総合評価ランキング6位~10位。上位進出を狙うのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
Jリーグ 評価ランキング
2026/27シーズン、 J1総合評価ランキング6位~10位【写真:Getty Images】



 Jリーグの秋春制移行初年度となる2026/27シーズンが、8月7日(金)に開幕する。移行期の特別大会「百年構想リーグ」ではヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが東西を制する構図となった。先の戦いぶりと夏の補強動向を踏まえ、開幕直前の各クラブの総合力を独自に順位付けした。※成績は『Transfermarkt』を参照[5/5ページ]

6位:名古屋グランパス

名古屋グランパス
名古屋グランパス【写真:Getty Images】



J1百年構想リーグ順位:3位(WEST)
新加入選手:なし

【得点力は際立ったが…】

 今季からミハイロ・ペトロヴィッチ新監督を迎えた名古屋グランパス。J1百年構想リーグではWEST地域リーグラウンドを勝ち点「31」で終えたが、ポイントで並んだセレッソ大阪に得失点差で及ばず3位に落ち着いた。

 プレーオフラウンドの5-6位決定戦ではEAST3位のFC町田ゼルビアと対戦し、ホームの第1戦は2-2の引き分け。アウェイの第2戦はスコアレスで延長戦にもつれ込み、一度はFW永井謙佑のゴールで勝ち越しながら追いつかれ、延長後半に決勝点を許して1-2で逆転負け。2戦合計3-4で敗れ、全体6位でフィニッシュした。

 FW山岸祐也が10得点、木村勇大が9得点とゴールランキング上位に入るなど攻撃力は際立った一方、大一番での勝負弱さも露呈した。



【弱点と表裏一体の強み】

 夏の移籍市場では、外部からの新規補強は実質ゼロ。数少ない動きとして、北海道コンサドーレ札幌から期限付きで加入していたMF高嶺朋樹が完全移籍へ切り替わったこと、ユースから複数の選手がトップチームに登録されたぐらいだ。

 高嶺は強烈な左足を武器に、プレースキックやミドルシュートで得点を狙えるうえ、ボール奪取に優れる「刈り取り型」のボランチ。ダイナモの稲垣祥とは異なるタイプの左利きレジスタとして、中盤でのコンビ結成が期待される。百年構想リーグでは稲垣が負傷離脱したことから、より完成度の高い連係は新シーズンに持ち越されている。

 三國ケネディエブスや椎橋慧也らがチームを去った中、現有戦力をどう最適化し、攻撃力を落とさずに守備の再構築を図れるかが、ペトロヴィッチ体制の最重要テーマとなる。

 中盤の間延びは同氏が志向するサッカーの弱点として度々指摘されるが、昨シーズンと比べて攻撃に厚みがあったのも事実。たとえば5-1で大勝した百年構想リーグ第5節・アビスパ福岡戦では、相手ゴールに近い位置で二次攻撃を仕掛けられていた。

 他チームへ渡った選手は確かに多いが、今季の名古屋はアジアのコンペティションに参加しない。現行のスカッドでも十分に上位進出を狙えるだろう。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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