Jリーグの秋春制移行初年度となる2026/27シーズンが、8月7日(金)に開幕した。移行期の特別大会「百年構想リーグ」ではヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが東西を制する構図となった。先の戦いぶりと夏の補強動向を踏まえ、開幕直前の各クラブの総合力を独自に順位付けした。※成績は『Transfermarkt』を参照[2/5ページ]
14位:京都サンガF.C.
J1百年構想リーグ順位:8位(WEST)
新加入選手:加藤蓮、エベルトン・マセイオなど
【曺貴裁体制が終了】
京都サンガF.C.は、J1百年構想リーグWESTグループで8位だった。5勝、3PK勝ち、2PK負け、8敗、勝ち点23という成績で、2026/27シーズンのJ1リーグも簡単な戦いにはならないことが予想される。
百年構想リーグは、開幕節のヴィッセル神戸戦をPK戦で落としたが、その後、清水エスパルス戦にPK戦で勝利し、続くアビスパ福岡戦、サンフレッチェ広島戦では勝ち点3を得た。
しかし、4月中旬以降は失速して90分での勝利から約1カ月遠ざかった。
15-16位決定戦では柏レイソルと対戦。ホームの第1戦を2-6で大敗し、アウェイの第2戦は1-0で勝利して一矢報いたものの、2試合合計3-6で敗れ、総合16位でシーズンを終えた。
【再構築が急務】
5年半チームを率いた曺貴裁監督が退任し、ランコ・ポポヴィッチが後任を務めることが6月8日に発表された。
夏の補強では、横浜F・マリノスから加藤蓮を完全移籍で獲得。加藤は左右のサイドバックをこなせる推進力が魅力だ。そして百年構想リーグでサガン鳥栖からのレンタル選手としてプレーしていた本田風智は、6月に完全移籍へ切り替わっている。
そのほかにエベルトン・マセイオ、ウェベルトン、チアゴと各ポジションに加わった外国人選手のパフォーマンスにも期待が集まる。
一方、注目の若手、喜多壱也は2025/26シーズンからレアル・ソシエダにローン移籍していたが、6月に買い取りオプションが行使されて完全移籍に移行した。麻田将吾は柏レイソルへ、須貝英大は清水エスパルスへとそれぞれ完全移籍した。最終ラインの主力が同時に流出しただけに、守備の連係再構築が急務だろう。
新監督の戦術がどこまで早く浸透するかが焦点になる。

