Jリーグの秋春制移行初年度となる2026/27シーズンが、8月7日(金)に開幕した。移行期の特別大会「百年構想リーグ」ではヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが東西を制する構図となった。先の戦いぶりと夏の補強動向を踏まえ、開幕直前の各クラブの総合力を独自に順位付けした。※成績は『Transfermarkt』を参照[3/5ページ]
13位:V・ファーレン長崎
J1百年構想リーグ順位:9位(WEST)
新加入選手:大南拓磨、土肥幹太、保田堅心など
【右肩上がり】
V・ファーレン長崎は、J1百年構想リーグのWESTグループを9位で終えた。
特にグループワーストタイとなる28失点が足を引っ張る形で勝ち点を伸ばせずにいたが、水戸ホーリーホックと対戦した17-18位決定戦では、ホーム・アウェイとも1-0で勝利。シーズン終盤は守備にも粘り強さを示し、総合17位でシーズンを終えた。
高木琢也監督は2025年6月の就任で、2026/27シーズンは2年目だが、J1の年間リーグを最初から指揮するのは今回が初めて。右肩上がりだった百年構想リーグは、「本番」に向けて、良い準備になったようにも映る。
【守備の課題に向き合う】
夏の補強では、ベルギーのOHルーヴェンから守備の複数ポジションをこなせる大南拓磨を完全移籍で、FC東京から土肥幹太を期限付きで獲得し、守備の再建という課題に向き合った。大南はユーティリティ性に加え、リーダーシップも期待される守備の要となりそうだ。
KRCヘンクのセカンドチームで研鑽を積んでいた保田堅心も加入し、中盤の世代交代も進んだ印象だ。チアゴ・サンタナ、マテウス・ジェズスら前線の個の力に頼る攻撃力自体は健在なだけに、そこに新加入がどれだけ厚みを加えられるかが焦点になる。
一方、櫛引一紀はFC今治へ完全移籍。笠柳翼はベルギーのパトロ・アイスデン・マースメヘレンへの期限付きが決まり欧州に渡った。

