Jリーグの秋春制移行初年度となる2026/27シーズンが、8月7日(金)に開幕した。移行期の特別大会「百年構想リーグ」ではヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが東西を制する構図となった。先の戦いぶりと夏の補強動向を踏まえ、開幕直前の各クラブの総合力を独自に順位付けした。※成績は『Transfermarkt』を参照[2/5ページ]
19位:アビスパ福岡
J1百年構想リーグ順位:10位(WEST)
新加入選手:オリオール・ロメウ、椎橋慧也、ウェリック・ポポなど
【WESTグループ最下位】
アビスパ福岡は、J1百年構想リーグのWESTグループを3勝、4PK勝ち、4PK負け、7敗の最下位10位で終えた。2026/27シーズンのJ1でも苦戦を強いられる可能性は高いだろう。
百年構想リーグでは、開幕戦こそファジアーノ岡山戦を1-1からのPK勝利で乗り切ったが、第2節から6連敗。90分での初勝利は第9節のサンフレッチェ広島戦までずれ込み、得点力不足と接戦を勝ち切れない勝負弱さが響いた。
19-20位決定戦では、ジェフユナイテッド千葉を下して、なんとか全体の最下位は免れたものの、総合19位という結果は、近年、J1で中位に定着していた福岡からすれば、不満の残る戦績だった。
【大物加入で上向くか】
塚原真也監督は百年構想リーグを暫定監督として指揮していたが、2026/27シーズンから正式にトップチームを任された。指導自体は3年目だが、正式な監督としてはJ1初挑戦となる。
夏の補強では、バルセロナやチェルシーでのプレーを経験したMFオリオール・ロメウの加入が注目を集めた。
また、名古屋グランパスからMF椎橋慧也やDF宮大樹が加入。前線には、ファジアーノ岡山とレンタル契約中だったFWウェリック・ポポ、東京ヴェルディからDF深澤大輝を獲得した。
一方、2024シーズンにJ1で31試合9得点を記録したFWシャハブ・ザヘディが百年構想リーグ終了を待たずに退団するなど、複数の主力・準主力がクラブを去った。
大規模なスカッドの見直しが吉と出るか凶と出るか。福岡がJ1に残れるかどうかのカギを握ることになりそうだ。

