Jリーグの秋春制移行初年度となる2026/27シーズンが、8月7日(金)に開幕した。移行期の特別大会「百年構想リーグ」ではヴィッセル神戸と鹿島アントラーズが東西を制する構図となった。先の戦いぶりと夏の補強動向を踏まえ、開幕直前の各クラブの総合力を独自に順位付けした。※成績は『Transfermarkt』を参照[4/5ページ]
17位:ファジアーノ岡山
J1百年構想リーグ順位:6位(WEST)
新加入選手:ナ・サンホ、レオ・ガウショなど
【WESTグループ6位】
ファジアーノ岡山は、J1百年構想リーグで総合11位で終えた。2025シーズンのJ1では13位で、J1中位を維持したいところだが、現時点では残留争いに飲み込まれる危険もはらんでいる。
岡山は百年構想リーグWESTグループを6勝、PK勝ち2、PK負け4、6敗、24得点25失点の勝ち点26で終えた。プレーオフでは浦和レッズと対戦し、第1戦は1-1の引き分け、第2戦は2-0で勝利。2試合合計3-1で浦和を下し、最終順位11位となっていた。
【戦力の上積みなるか】
新シーズンに向けて気になるのは、今夏の補強だ。
ここまでの移籍市場では、FC町田ゼルビアからFWナ・サンホを完全移籍で獲得。4月に加入していたブラジル人FWレオ・ガウショも百年構想リーグ終盤にフィットした。さらに、FC東京からのレンタル選手として百年構想リーグを戦った白井康介も、完全移籍に切り替わった。
一方で、DF阿部海大がサガン鳥栖へ、MF藤井海和がいわきFCへ移籍。百年構想リーグで3得点をあげたウェリック・ポポはアビスパ福岡に加入し、工藤孝太は保有権を持つ浦和レッズへ復帰した。有力選手を失ったダメージも大きい。
特別シーズンの岡山は、途中加入のレオ・ガウショが4得点でチーム内得点ランキングトップタイに入ったことからも分かるとおり、前線で違いを生み出す個の力に欠けていた。
そういった個人能力の高い選手を獲得できれば、1桁順位進出に期待が持てるものの、現状はやや決め手を欠く印象が否めず、上位進出への道は簡単ではなさそうだ。

