
J2「地獄すぎるワースト記録」10選【写真:Getty Images】
J1昇格を争うJ2では、19連敗、アウェー42試合未勝利、1試合13失点、771分間無得点など、数々の不名誉な記録も生まれてきた。名取裕樹著『J.LEAGUE FACT & RECORD BOOK “非”公式記録集 1993~2025(カンゼン刊)』から、J2の「地獄すぎるワースト記録」10選を紹介する。※書籍本文より抜粋。記録・表記は書籍掲載時点のもの。[5/5ページ]
ファジアーノ岡山――8試合連続無得点

ファジアーノ岡山【写真:Getty Images】
【連続無得点はJ2も8試合】
連続無得点試合のワースト記録は2009年に岡山がつくった8試合。5月20日、東京Vに0−3で敗れてからノーゴールが続き、ようやく6月28日の富山戦で16分にDF大島翼がプロ初得点となる先制点を決めて、無得点に終止符を打った。連続勝ちなしも10試合でストップした。
ただし無得点時間では4位の736分間で、ワースト1位は2019年に鹿児島が記録した771分間となる。
鹿児島ユナイテッド――771分間無得点

鹿児島ユナイテッドFC【写真:Getty Images】
【連続無得点は鹿児島】
鹿児島はJ2に初昇格したこのシーズン、2試合目の3月2日に京都戦でFW韓勇太(ハン・ヨンテ)が38分に頭で得点した後、次の甲府戦から無得点が7試合続いた。
4月21日の琉球戦でMF五領淳樹が8試合ぶりのゴールを決めたのは、0−0の後半アディショナルタイム2分だった。
2位は07年の徳島で756分間、次いで18年の讃岐が745分間、相手のネットを揺らせなかった。
J.LEAGUE FACT&RECORD BOOK
“非”公式記録集 1993~2025
Jリーグは2026年、これまでの春秋制から秋春制へ移行する。新たなフェーズに入るJリーグの開幕に合わせ、1993年から2025年までの33年間に生まれた、さまざまな「ファクト」「レコード」「トリビア」を一冊に凝縮。Jリーグ公式の『J.LEAGUE YEARBOOK』、通称「赤本」が発行されなくなって10年以上が経った今、“非”公式ながら圧倒的な情報量と正確性を備えた、待望の「黒本」が堂々完成した。
- 出版社
- カンゼン
- 発売日
- 2026年8月19日
- ページ数
- 248ページ
【著者プロフィール:名取裕樹(なとり・ひろき)】
1960年生まれ、神奈川県出身。慶應義塾大学卒。83年に共同通信社に入社し、盛岡支局などを経て90年から運動部。サッカーとノルディックスキーを主に担当し、Jリーグをはじめ「ドーハの悲劇」「マイアミの奇跡」「ジョホールバルの歓喜」も現地取材した。96年秋から2000年末までパリ支局に駐在し、セリエAに移籍した中田英寿や名波浩らもリポート。ワールドカップは1990年イタリア大会から2002年日韓大会まで4大会と14年ブラジル、22年カタールの計6大会、五輪は夏季1大会と冬季2大会を取材し、記者として中米とオセアニアを除く38カ国・地域を訪れた。運動部長、オリンピック・パラリンピック室長、特別編集委員を務めて23年末に退社。著書に『これであなたもサッカー通 歴史からトリビアまで ワールドカップと日本の挑戦』(共同通信社)。
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【了】

