
歴代GK移籍金ランキング6~10位【写真:Getty Images】
2026年8月19日、サッカー日本代表GK鈴木彩艶がプレミアリーグのアストン・ヴィラに移籍金3000万ユーロ(約55.5億円)で移籍。日本人史上2番目の金額で新天地へと渡った。日本人選手としては破格の移籍金だが、世界のGK市場では、さらに巨額の取引が成立してきた。今回は、歴代GKの移籍金をランキング形式で紹介する。 ※データは『Transfermarkt』を参照(8月21日時点)。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[4/5ページ]
7位:エデルソン

エデルソン【写真:Getty Images】
生年月日:1993年8月17日
移籍日:2017年7月1日
移籍先:SLベンフィカ(ポルトガル)→マンチェスター・シティ(イングランド)
移籍金:4000万ユーロ(約73.2億円)
【現代型のGK】
近代化したサッカーではGKの“フィールドプレーヤー化”が著しい。
10年程前まで時を遡ってみれば、そのプレーぶりで新しいGKの在り方を提示した選手の存在を思い出すことができるだろう。ブラジルが生んだニュータイプの守護神、エデルソンである。
エデルソンは、SLベンフィカのユースで頭角を現すも、2009年の時点ではトップチーム契約までには至らなかった。だが、リオ・アヴェFCでアピールに成功すると、2015年7月にはベンフィカに復帰。同胞のGKであるジュリオ・セザルからスタメンの座を奪い取り、正守護神として活躍した。
188センチの長身を活かしたセービング能力もさることながら、エデルソンの最大の武器は「フィールドプレーヤーとしての能力の高さ」にある。
【フィールドプレーヤー並みのテクニック】
果敢にゴールエリアから飛び出してディフェンスラインの裏のスペースをカバーするだけでなく、高精度かつ飛距離のあるキックでアシストすら記録してしまう。
まさに“手が使えるフィールドプレーヤー”と化した逸材GKを列強クラブが放っておくはずもなく、2017年7月にはマンチェスター・シティが4000万ユーロ(約73.2億円)もの移籍金をつぎ込んで獲得した。
プレミアリーグを6度制覇するなど、エデルソンは黄金期を迎えたマンチェスター・Cでタイトルに彩られたキャリアを歩んだ。
現在はフェネルバフチェに在籍中。32歳という年齢から考えてもまだまだ第一線での活躍が見込めそうであり、マンチェスター・C加入時ほどの高額移籍金ではなくとも、欧州5大リーグのクラブに舞い戻る可能性も否定できない。