
バルセロナ&レアル・マドリードでプレーした選手【写真:Getty Images】
世界最高峰のリーグの一つとして、数々のスター選手がしのぎを削ってきたスペイン1部ラ・リーガ。これまで多くの日本人選手がその舞台に挑戦してきたが、実力を発揮できず、厳しい時間を過ごした選手も少なくない。そこで今回は、ラ・リーガで苦戦を強いられた日本人選手を紹介する。※成績はデータサイト『Transfermarkt』を参照 [1/5ページ]
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MF:久保建英(くぼ・たけふさ)

バルセロナ&レアル・マドリードでプレーした久保建英【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日
在籍:〈2011年~2015年〉バルセロナ/〈2019年~2022年〉レアル・マドリード
【日本人となるカンテラ入団テストに合格】
まず紹介するのは、日本サッカー界の“至宝”久保建英だ。バルセロナの下部組織(ラ・マシア)入団テストに日本人で初めて合格した超逸材は、やむにやまれぬ理由により日本へ帰国。Jリーグでのプレーを経て加入したのはバルセロナではなく、永遠のライバルであるレアル・マドリード。古巣のファンは複雑な思いでこの移籍を見守ることとなった。
2011年にラ・マシア入団テストに合格した久保は、川崎フロンターレアカデミーを離れてスペインに渡った。世界中から若き才能が集まるラ・マシアでも久保のプレーぶりは光っており、あの名手シャビ・エルナンデスが下部カテゴリー在籍の久保を追い続けていたほどだ。
【カンプ・ノウではブーイングも…】
久保にとって計算外だったのは、バルセロナが国際サッカー連盟(FIFA)から18歳未満の外国人選手獲得・登録違反による制裁措置を受けて公式戦に出場できなくなったことだ。
ラ・マシア退団を余儀なくされて2015年に日本へ帰国すると、FC東京と横浜F・マリノスで出場機会を掴んだ。そして、2019年6月にはレアル・マドリードへ電撃移籍。18歳にして世界最高クラブの一員となった。
ラ・マシアで久保の成長を見守っていたバルセロナのファンからすれば「よりにもよってどうしてレアル・マドリードに…」という気持ちだったに違いない。その証拠に、久保が『カンプ・ノウ』のピッチに現れた際には強烈なブーイングが飛ぶことも珍しくない。
レアル・マドリードの選手としてではなくマジョルカやレアル・ソシエダの選手としての帰還であっても、ファンは口笛を止めない。それだけレアル・マドリードに移籍するというのは禁断の行為なのだ。