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あまりに狭き門…。バルセロナで花を咲かせられなかったカンテラ選手5選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナで花を咲かせられなかったカンテラ選手5選
バルセロナで花を咲かせられなかったカンテラ選手【写真:Getty Images】


 ラ・リーガに所属するバルセロナは、世界屈指の育成組織『ラ・マシア』で数多くの若き才能を磨いてきた。メッシ、イニエスタ、ヤマルといったカンテラーノたちはピッチ上でクラブの哲学を体現している。一方、ラ・マシア産の逸材として高い期待を背負ってトップチームに辿り着いたものの、活躍することができずに他クラブへと去っていったカンテラ選手も多い。今回は、バルセロナで花を咲かせられなかったカンテラ選手を5人ピックアップして紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照(9月5日時点)。[2/5ページ]

DF:マルク・バルトラ

マルク・バルトラ
マルク・バルトラ【写真:Getty Images】


生年月日:1991年1月15日
バルセロナ在籍期間:2002年7月1日~2016年7月1日
現所属クラブ:レアル・ベティス(スペイン)
26/27リーグ戦成績:2試合1ゴール0アシスト

【時代が違えば…】

 公式戦通算103試合出場(6ゴール6アシスト)というスタッツを見れば、バルセロナ在籍時のマルク・バルトラに失格の烙印を押すのは酷な話かもしれない。

 しかし、頭角を現してトップチームに加わる時期がもしも前後にずれていたら、バルトラはバルセロナのクラブ史に名を残すセンターバック(CB)となっていた可能性が十分にあったと言えるだろう。

 2001年にエスパニョールのユースでキャリアをスタートさせたバルトラは、翌2002年にラ・マシアの門を叩いた。

 着実に育成カテゴリーを駆け上がると、2010年2月にはトップチームデビュー。身長は184cmとCBにしてはそれほど大きくないものの、読みの鋭さを活かした先回りの守備はカルレス・プジョルに通じるものがあった。

 だが、プジョルやジェラール・ピケ、ハビエル・マスチェラーノといった歴戦の猛者が揃うバルセロナのCB陣において、バルトラは最後まで絶対的な主力になれなかった。


【現在もラ・リーガでプレー】

 2016年7月にはボルシア・ドルトムント(ドイツ)に完全移籍。約14年にわたり在籍したクラブと決別した。

 バルトラの実力がいかんなく発揮されたのは、ドルトムントで2シーズン半を過ごした後の2018年1月に加入したレアル・ベティス時代だ。

 アキレス腱炎や胆嚢の問題などに悩まされた時期もあったが、2021/22シーズンにはコパ・デル・レイ制覇に大きく貢献。バルセロナで主役になりきれなかった男は、現在も所属するベティスで自身の存在価値を存分に証明している。

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