9月・10月の連戦に臨むサッカー日本代表のメンバーが17日に発表される。注目ポイントは、やはりFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)からどれほどの変更があるかだ。そこで今回は、所属クラブでのパフォーマンスなどの観点から、メンバー外となってもおかしくはない5人を北中米W杯メンバーからピックアップした。※成績は13日時点[3/5ページ]
FW:町野修斗(まちの・しゅうと)
生年月日:1999年9月30日
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
2026/27リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト
日本代表通算成績:15試合5ゴール2アシスト
【代表でもクラブでも苦戦が続く】
日本代表に定着するには、まだまだアピールが必要そうだ。
湘南ベルマーレで覚醒した町野修斗は2022年にA代表デビュー。以降もコンスタントに森保ジャパンへ名を連ねてはいたが、なかなか序列を上げることができず、今も当落線上の状態が続いている。
FIFAワールドカップ(W杯)には2大会連続で出場しているが、いずれも追加招集でのことだった。カタール大会は中山雄太の負傷、そして今夏の北中米大会は遠藤航の離脱に伴うもの。“異例”の連続出場と言っていいだろう。
北中米W杯では、ラウンド32のブラジル代表戦で途中出場。しかし、押し込まれる展開の中でほぼ何もできず、チームが逆転負けする姿をピッチの上で見送るだけだった。果たして追加招集に相応しかったのか。大会後は多くの議論を呼んだ。
代表だけでなく、クラブでも苦戦している。ボルシア・メンヒェングラートバッハでは今季、ブンデスリーガ開幕3試合で出場時間は45分。DFBポカール(ドイツカップ)1回戦、ショット・マインツ戦でもわずか20分のみの出場に留まっており、序列がかなり低いことがうかがえる。
リーグ戦初出場となった第3節のフライブルク戦では、チームを助けるどころか足を引っ張る結果に。ドイツメディア『GladbachLIVE』による採点は「5点」(ドイツでは1点が最高、6点が最低)で、「後半に攻撃の刺激を与える役割を期待されたが、避けられたはずのボールロストで危険なカウンターを招いた。その後、一時的に能力をのぞかせたものの、数的不利になるとすぐに勢いを失った」 と序列をひっかくり返すほどのインパクトはなかった。
【日本代表FW争いは激化】
ライバルも強力だ。
日本代表エースの上田綺世は新天地のリールでセンセーショナルな活躍を披露しており、まだまだレギュラーの座を明け渡す気配がない。小川航基は欧州の舞台から離れたが、FC町田ゼルビアでさすがのパフォーマンスを見せている。
後藤啓介は途中出場ながらブンデスリーガで出番を得ている。塩貝健人は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で全試合出場中。また、日本代表未経験の福田師王もドイツ2部で2試合連続ゴール中と好調だ。
1部で戦う町野と2部の塩貝&福田を比較するのは酷かもしれないが、やはり試合に多く絡んでいるのとそうでないのでは印象が大きく異なるだろう。
今のところ、日本代表入りへの説得力としては弱い。今後の移籍を含め、町野には変化が求められる。

