日本人選手の欧州移籍はもはや珍しいことではなくなったが、今年の夏も実に活発な動きがあった。ブンデスリーガやプレミアリーグ、ラ・リーガなど欧州の主要リーグから下部リーグまで、複数の国々でビッグムーブが相次いだ。その中で最も高額な移籍金が動いたのはどの移籍だろうか。今回は、2026年夏の移籍市場における日本人選手の移籍金をランキング化。トップ10を紹介する。※移籍金は『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合は、サイトの表示に準拠。[3/5ページ]
3位:佐野航大(さの・こうだい)
生年月日:2003年9月25日
移籍金:1500万ユーロ(約27億7500万円)
移籍元:NECナイメヘン(オランダ)
移籍先:PSVアイントホーフェン(オランダ)
【国内最強へ】
佐野航大は、今夏の移籍市場でNECナイメヘンからPSVアイントホーフェンに移籍した。移籍金は、今夏オランダ国内最高額となる1500万ユーロ(約27億7500万円)で、日本人選手としては3番目に高額な移籍となった。
2025/26シーズンにリーグ戦全試合フル出場という偉業を達成した佐野は、欧州各地で注目されていた。攻撃的MFとしての活躍ぶりが評価され、プレミアリーグやブンデスリーガからも関心を寄せられたとされる。
特に一時期はドイツのホッフェンハイムへの移籍が噂になったが、実現せず。8月8日に、オランダ1部リーグ王者のPSVに加入が決まった。
【新しいユニホーム】
PSV加入直後のデビュー戦となったエクセルシオール戦では、やや気持ちが入りすぎてリスクのあるプレーも散見された。
それでも、続くフローニンゲン戦とユトレヒト戦では先発フル出場し、定位置を確保しつつある。オランダ『NOS』は、佐野を「(ボルシア・ドルトムントへ移籍した)ヨエイ・フェールマンを忘れさせる存在」と評価するなど、名門クラブでも戦えることを証明し、上々のスタートを切った。
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のメンバーには入れなかった佐野。オランダトップクラブで成長を続ければ、代表定着や欧州5大リーグ挑戦も視界に入ってくる。

