日本人選手の欧州移籍はもはや珍しいことではなくなったが、今年の夏も実に活発な動きがあった。ブンデスリーガやプレミアリーグ、ラ・リーガなど欧州の主要リーグから下部リーグまで、複数の国々でビッグムーブが相次いだ。その中で最も高額な移籍金が動いたのはどの移籍だろうか。今回は、2026年夏の移籍市場における日本人選手の移籍金をランキング化。トップ10を紹介する。※移籍金は『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合は、サイトの表示に準拠。[4/5ページ]
2位:上田綺世(うえだ・あやせ)
生年月日:1999年12月16日
移籍金:1500万ユーロ(約27億7500万円)
移籍元:フェイエノールト(オランダ)
移籍先:リール(フランス)
【オランダ得点王】
サッカー日本代表のエース上田綺世は、2026年夏の移籍市場でオランダのフェイエノールトからフランスのリールへ移籍した。移籍金は1500万ユーロ(約27億7500万円)で、日本人選手としては2番目に高額だ。
注目すべきは、その道のりだ。フェイエノールト加入当初、上田は出場機会に恵まれず、ベンチで待機する状況が続いていた。
しかし、サンティアゴ・ヒメネス(現ポルト)が2025年冬の移籍市場でACミランへ移籍すると、エースの座を引き継いだ。昨季は31試合に出場し、25ゴールでオランダ1部リーグの得点王に輝いた。日本人として初めてこの栄誉を手にした快挙である。
【デビュー戦で即ゴール】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)での活躍でさらに評価を高めた上田は、今夏の移籍市場終盤にフランスのリールへ移籍した。自身初となる欧州5大リーグ挑戦であり、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を持つクラブというのも大きなステップアップと言える。
新天地での初戦は、9月3日のトゥールーズ戦だった。上田は途中出場でゴールネットを揺らし、デビュー戦でゴールを決め、見事なスタートを切った。
『France 24』や『footmercato』などフランスメディアは「夢のようなデビュー」と高く評価した。早速、新しい環境での適応と高いポテンシャルを見せつけている。

