明治安田J1リーグ2026/27シーズンは、第7節まで終了した。秋春制移行初年度のシーズン序盤戦で好スタートを切ったクラブがある一方で、期待どおりにはならなかったクラブもある。今回は、シーズン序盤を振り返り、当初の期待を下回っているクラブを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』とJリーグ公式サイトを参照。[3/5ページ]
清水エスパルス
監督:吉田孝行
第7節終了時点順位:13位
成績:7試合2勝1分け4敗
【積極補強でスケールアップのはずが…】
J1百年構想リーグで総合14位だった清水エスパルスは、夏に積極補強を敢行したが、まだ結果に結びついていない。
清水はこの夏、チームの要だったマテウス・ブエノが鹿島アントラーズに移籍した。その一方で、小泉慶、ジャーメイン良、木下康介、藤井智也といった新戦力を迎え、各ポジションをスケールアップした。
開幕戦では名古屋グランパスに1−0で勝利を収めたものの、その後3連敗。第7節・アビスパ福岡戦でようやく2勝目を手にしたところだ。
【深刻な得点力不足】
清水低迷の理由は、得点力不足だ。第2節からの3連敗ではいずれも無得点に終わり、7試合を終えて4ゴールという現状だ。
一方で失点数はここまで「7」。守備の堅さはリーグ上位に入る水準なだけに、得点力不足は一刻も早く解決したい問題だ。
吉田孝行監督の縦へ早いサッカーはある程度機能しており、敵陣深くまで運ぶことはできているものの、最終局面で人数がゴール前に入る選手が少なく、ラストパスの精度にも課題がある。
吉田監督は福岡戦の前に「精度や迫力を高めることもそうですが、バリエーションを増やし、ゴール前の人数を増やしていきたい」と話していた(Jリーグ公式サイト)。
新戦力の適応が進むことでチームの連動性が高まることに期待したいが、ここまではファンを満足させる結果を出せていない。

