明治安田J1リーグ2026/27シーズンは、第7節まで終了した。秋春制移行初年度のシーズン序盤戦で好スタートを切ったクラブがある一方で、期待どおりにはならなかったクラブもある。今回は、シーズン序盤を振り返り、当初の期待を下回っているクラブを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』とJリーグ公式サイトを参照。[4/5ページ]
V・ファーレン長崎
監督:高木琢也
第7節終了時点順位:14位
成績:7試合2勝1分け4敗
【良い準備ができたはずの昇格組】
V・ファーレン長崎は、2025シーズンのJ2で2位となり、2018シーズン以来のJ1挑戦だ。J1百年構想リーグでは、後半戦に調子を上げていただけに、2026/27シーズンは好スタートが期待されたが、ここまで14位と振るわない戦いが続いている。
長崎は京都サンガF.C.と対戦した開幕戦で勝利を収めたが、第2節でファジアーノ岡山に敗れると、そこから3連敗。自信を欠いたのか、消極的なプレーが目立った。
【負傷者が続出】
長崎が苦しんでいる最大の要因は、負傷者の続出だ。
エドゥアルド、大南拓磨ら最終ラインに離脱者が続出するなど、各ポジションに負傷者が相次ぎ、厳しい台所事情が続いている。
長崎は7月にオランダ遠征を実施。帰国後はすぐに沖縄で二次キャンプを行った。8年ぶりのJ1に備えて積極的に準備を進めていたが、離脱者が相次いでいる現状を見ると、プレシーズンの過密なトレーニングによる反動ではないかと疑いを持ってしまう。
9月に復帰したマテウス・ジェズスの調子が上向きというのは好材料で、さらにノーマン・キャンベルもコンディションが整えば、破壊力のある攻撃がみられるはず。J2に戻ることを避けるためにも、まずは確実に勝ち点を稼いでいきたいところだ。

