明治安田J1リーグ2026/27シーズンは、第7節まで終了した。秋春制移行初年度のシーズン序盤戦で好スタートを切ったクラブがある一方で、期待どおりにはならなかったクラブもある。今回は、シーズン序盤を振り返り、当初の期待を下回っているクラブを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』とJリーグ公式サイトを参照。[5/5ページ]
京都サンガF.C.
監督:ランコ・ポポヴィッチ
第7節終了時点順位:17位
成績:7試合1勝2分け4敗
【2025シーズンは優勝争いだったのに…】
京都サンガF.C.は、2025シーズンのJ1で3位に入る大躍進を遂げたが、その流れを継続することはできていない。
2026年J1百年構想リーグで全体の16位に終わると、2026/27シーズンはここまで17位と出遅れた。
開幕戦で昇格組のV・ファーレン長崎に敗れた京都は、第4節のアビスパ福岡戦で初勝利をつかんだが、ここまでわずか1勝と苦しんでいる。
第7節の柏レイソル戦は前半に2点のリードを奪う理想的な展開だったが、後半の3失点で逆転負け。チームの士気にも影響しかねない負け方となった。
【新体制で戦術の浸透に課題】
特に気になるのは、ここまで全ての試合で失点している点だ。攻撃面では、第6節のFC東京戦を除く全試合でゴールを決めているが、失点数はリーグワースト3位タイの多さだ。
京都はこの夏、曺貴裁が監督を退任し、ランコ・ポポヴィッチを招へいした。2021年から長期政権を築いた前体制からの移行ということもあり、流動的なパスサッカーを展開するポポヴィッチ監督のスタイルは、まだ攻守両面で戦術が浸透していない様子がうかがえる。
ポポヴィッチ監督は柏戦のあと、クラブ公式サイトで「まだ完璧に、コンディションが上がりきっていない選手がいるのも事実です。そういった選手を含めて90分間、どうやってチームで戦っていくかは次の課題」と語ったが、これからAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が始まり、過密日程が待っている。
疲労管理に戦術の浸透と、京都は難しい状況に直面している。
【著者プロフィール:編集部】
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