サッカー日本代表は24日、キリンチャレンジカップ2026(国際親善試合)でウルグアイ代表と対戦し3-1で勝利した。この一戦について、南米サッカーに精通する亘崇詞氏に話を聞いた。(語り手:亘崇詞)[2/7ページ]
「松木玖生のゴールは…」
――試合が始まりました。立ち上がりはどう見ますか?
「思った以上にウルグアイがアグレッシブに来てくれているので、日本としては非常に試せる部分があると思います。
前から来るというだけではなく、必ずボールにアプローチした際に体を当ててくる。これはウルグアイ、南米のチームの特徴ですし、大事な部分が出ていると思います」
――ウルグアイがフリーキックから日本ゴールに迫りました。
「惜しい決定機を作りましたね。1986年のトヨタカップで決勝点を挙げたウルグアイ人、(アントニオ・)アルサメンディを思い出しました。ああいうプレーはウルグアイ人が得意ですよね」
――日本は一瞬、危ない場面を作られました。
「世界で戦うには、ああいう隙は絶対に作ってはいけないですよね」
――松木玖生が決めました。日本が先制です。
「素晴らしいゴールでしたね。ウルグアイが4-4-2でボールサイドに寄せて守っています。その中で中村(敬斗)選手のサイドチェンジも素晴らしかったですし、堂安(律)選手の前を斜めに走るところを利用して、迷わず打ち切りましたね」
――日本にとって大きな先制点になりました。
「日本もなかなか思うようにゲームを進められていなかったので、松木選手のゴールは大きいですね」
――中村がボールを持って仕掛けています。
「迷わず仕掛ける中村選手のメンタリティーは、日本の若い選手みんなに根付いてほしいですね」
――左サイドでは佐野航大と中村が高い位置に入っています。
「あの2人が同時に入ってくると相手は嫌ですよね。このときのお兄さん、佐野海舟の位置が大事になります。
相手のカウンターを許さない、いわゆる“蓋”ができる場所取りです。リスク管理できる位置ですね。ブンデスリーガでも、そこが非常に評価されている部分だと思います」
――佐野海舟から右への大きな展開もありました。
「今のもそうですね。佐野から右へのサイドチェンジ。ウルグアイのスライドに対して非常に効果的です」

