
サッカー日本代表、ベネズエラ戦の予想スタメン【写真:Getty Images】
24日のウルグアイ代表に3-1で勝利した日本代表は、28日にベネズエラ代表と対戦する。中3日で迎える一戦では、選手の疲労や新戦力の見極めを踏まえ、大幅なターンオーバーも予想される。初戦で出番のなかった選手にもチャンスが巡ってくるか。森保一監督が広島での一戦に送り出すスタメンを予想する。 ※各種スタッツはデータサイト『Sofascore』より[3/6ページ]
WB:中野就斗(なかの・しゅうと)

日本代表初選出の中野就斗【写真:Getty Images】
生年月日:2000年6月27日(26歳)
所属クラブ:サンフレッチェ広島
今季リーグ戦成績:8試合2得点
日本代表通算成績:出場無し
初招集の中野就斗にとって、ベネズエラ戦は慣れ親しんだエディオンピースウイング広島でのA代表デビューがかかる一戦だ。ウルグアイ戦では出番がなかったが、ホームへの凱旋を前にして、森保一監督は先の試合から「大幅な入れ替え」を明言。中野にチャンスが舞い込む可能性は十分にある。
クラブでは今季リーグ戦8試合すべてにフル出場し、2得点1アシスト。パス成功率は2025年の74.5%から85.3%、90分あたりのキーパスも1.33本から1.88本へ上昇した。継続して出場しながら、攻撃につながる働きも増やしている。
9月12日のセレッソ大阪戦では1得点1アシストで6-1の大勝に貢献。55分の得点は、ロングカウンターに右センターバックの位置から駆け上がって決めたものだった。後方からでもゴール前へ進出できる攻撃参加が光った。
右ウイングバックで実績を重ねてきた一方、直近は3バックの一角で先発している。代表で一列前に入れば、相手を背負って受ける場面や、高い位置からの守備など、役割の違いへの対応がポイントになる。ロングスローも、味方の好機に変えられる武器だ。
ベネズエラ戦で対面する候補には、今回招集された左サイドバックのルイス・バルボがいる。まだ20歳と若いが、オーストリア1部のSKシュトゥルム・グラーツの一員として、今季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)の舞台にも立っている。高い位置を取るサイドバックで、同選手とのライン際での攻防にも注目だ。
WB:相馬勇紀(そうま・ゆうき)

FC町田ゼルビアでプレーする相馬勇紀【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月25日(29歳)
所属クラブ:FC町田ゼルビア
2026/27リーグ戦成績:8試合3得点
日本代表通算成績:18試合5得点
FC町田ゼルビアでは今季リーグ戦8試合すべてに先発し、3得点3アシストを記録する相馬勇紀。90分あたりの得点とアシストの合計は0.76で、J1ベストイレブンに輝いた2025シーズンの0.63を上回るペースで躍動している。
チャンスメイクも充実している。クロスは90分あたり9.3本と2025年の8.6本から増加し、キーパスも同2.42本を記録。左ウイングバック(WB)で起用されれば、サイドからゴール前へ届けるボールが武器になる。
日本代表の左WBは、ウルグアイ戦で相馬が投入される前に先発でピッチに立っていた中村敬斗か、怪我で離脱中の三笘薫が現状では最有力候補だ。守備も重要だが、より攻撃面で違いを作れる選手が重宝されている。今の相馬はその役割を十分に担えるだろう。
ベネズエラ戦で注目されるのは、レアル・ソシエダの右サイドバック、ホン・アランブルとの対面だ。今回の招集メンバーに名を連ねており、相馬が左に入れば直接競り合う可能性がある。攻撃に特長を発揮する必要があるとはいえ、ラ・レアルで背番号「2」を付ける彼の積極性には注意が必要だ。
仕掛ける際は縦への突破と内側への持ち出しを使い分け、クロスを送る時間と空間を作りたい。守備ではアランブルの攻撃参加を誰が追うのか、左センターバックやボランチとの連係も重要になる。クラブでの攻撃力を発揮しながら、自陣のサイドも守れるかが見どころだ。