
サッカー日本代表、ベネズエラ戦の予想スタメン【写真:Getty Images】
24日のウルグアイ代表に3-1で勝利した日本代表は、28日にベネズエラ代表と対戦する。中3日で迎える一戦では、選手の疲労や新戦力の見極めを踏まえ、大幅なターンオーバーも予想される。初戦で出番のなかった選手にもチャンスが巡ってくるか。森保一監督が広島での一戦に送り出すスタメンを予想する。 ※各種スタッツはデータサイト『Sofascore』より[5/6ページ]
ST:久保建英(くぼ・たけふさ)

日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日(25歳)
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
今季リーグ戦成績:5試合0得点0
日本代表通算成績:51試合7得点
レアル・ソシエダでは今季リーグ戦5試合で得点もアシストもなく、出場時間は223分。公式戦直近4試合は先発を外れ、うち2試合は出番がなかった。90分あたりのキーパスも前季の1.97本から1.21本へ減っている。
9月23日のスペイン紙『マルカ』の分析では、加入以来「最も厳しい時期」であると見解を示しており、リーグでは苦しい時期を過ごしている。
しかしウルグアイ戦では出色のクオリティを披露し、63分からの途中出場でたしかな爪痕を残した。堂安律に代わってシャドーの位置に入ると、タッチ数の少ないパスで相手をかく乱し、上田綺世あげたチーム3点目は伊東純也のアシストの前に久保のボールコントロールがあった。
ベネズエラには、ラ・レアルの同僚であるホン・アランブルとヤンヘル・エレーラが招集されている。右サイドバックのアランブルとは久保が左へ流れた際、中盤のエレーラとは中央でボールを受ける際に対面する可能性がある。
互いの特徴を知る相手に対し、受ける位置やタイミングをどう変えるか。周囲とのワンタッチの連係で守備を動かし、シュートやラストパスまで持ち込めれば、クラブでの巻き返しにつながる手応えも得られるはずだ。
ST:佐藤龍之介(さとう・りゅうのすけ)

バレンシアでプレーする佐藤龍之介【写真:Getty Images】
生年月日:2006年10月16日(19歳)
所属クラブ:バレンシア(スペイン)
今季リーグ戦成績:5試合0得点
日本代表通算成績:5試合0得点
今夏、FC東京からバレンシアへ移籍。19歳でラ・リーガに挑み、開幕から5試合に出場して4試合で先発した。プレシーズンにはエルデンセ戦とエルクレス戦で得点。現地メディア『ElDesmarque』は試合後に「日本人の佐藤龍之介が前半のスターだった」と高く評価した。
一方、リーグ戦ではまだ得点もアシストもない。デュエル勝率は24.1%、ドリブルは6回中1回の成功にとどまり、直近2試合は出場機会がなかった。試行回数は少ないものの、相手の圧力を受けながら攻撃を完結させる難しさに直面している。
クラブも7試合で1勝と苦しみ、カルロス・コルベラン監督の退任後、暫定体制を経て9月23日にハビエル・アギーレ監督が就任した。新体制での役割や序列はまだ見通せず、代表での実戦を良い状態でクラブへ戻るきっかけにしたい。
ウルグアイ戦ではベンチ入りせず、出場もなかった。ベネズエラ戦でシャドーに入れば、周囲の選手と距離を保ち、相手の中盤と最終ラインの間でボールを引き出す働きが求められる。
中央ではクリスティアン・カセレス・ジュニア(トゥールーズ)やヤンヘル・エレーラ(レアル・ソシエダ)の守備に遭う可能性があり、左へ流れればホン・アランブル(レアル・ソシエダ)との対面も想定される。
正面から突破するだけでなく、素早く預けて動き直し、前向きに受ける場面を増やせるか。周囲を使いながらゴール前へ入るプレーで、得点に絡みたい。
CF:上田綺世(うえだ・あやせ)

日本代表FW上田綺世【写真:Getty Images】
生年月日:1998年8月28日(28歳)
所属クラブ:リール(フランス)
今季リーグ戦成績:3試合2得点(リーグ・アン)/4試合3得点(エールディビジ)
日本代表通算成績:44試合19得点
8月31日にフェイエノールトからリールへ移籍。前季はオランダ1部で自己最多の25得点を挙げ、得点王に輝いた。今季も移籍前を含む公式戦8試合で6得点1アシストと、得点を重ねている。
新天地への適応を進めるなか、代表でも存在感を示した。ウルグアイ戦では63分に前田大然に代わって出場。後半アディショナルタイムに塩貝健人の決勝点をアシストすると、その5分後には伊東純也のパスに抜け出して自ら追加点を決めた。1得点1アシストで勝利を引き寄せている。
ゴールを奪うだけでなく、最前線で味方の攻撃をつなぎ、味方の決定機を作れることをあらためて示した一戦だった。ベネズエラ戦でも、先発と見られる久保建英や佐藤龍之介が前向きにプレーするための受け皿として期待がかかる。
ベネズエラのセンターバックには190cmのナウエル・フェラーレシが入ると見られるが、今の上田ならば体格差も深刻な問題にならないだろう。今季もブラジルのボタフォゴFRの主力としてプレーしており、強度とテクニックの両方に優れているDFだが、今や日常的に猛者たちと渡り合っている。
得意のポストプレーで味方を助けつつ、自身もフィニッシャーとして2試合連続ゴールを狙いたいところだ。