サッカーU-21日本代表は30日、第20回アジア競技大会の準決勝でウズベキスタンと対戦し、120分間を1-1で終え、PK戦の末に勝利した。この一戦について、長年にわたり日本代表やJリーグを取材し続けてきた名物記者の元川悦子氏に随時話を聞いた。(語り手:元川悦子)[5/6ページ]
「勝ったとしても、韓国の方が…」
――88分、日本が追い付きました!
「ンワディケが中で引きつけました。左サイドで横山が再三崩していたので、それも影響したと思いますよ。相手も足にきたでしょう」
――ただ日本のDF陣もかなり消耗しています。
「永野もいっぱいいっぱいですが、勝てれば、次は市原と岡部がいます。延長になれば1枚代えられます」
――ここで後半終了。1-1です。負けは回避しましたが、前半の立ち上がりがなければ勝っていたという見方もできますね。
「確かに、最初の入りがバタバタしすぎました。ここからは決め切るしかないですが、勝ったとしても、韓国の方が有利ですね」
――体力的にも決勝に行ったとしても厳しそうですね。
「相当厳しいと思います。次は横山とか大関とか主力を全員投入するしかないですし。市原、岡部が温存されている分、守備はまだ粘れるかもしれないですが」
――延長戦が始まりました。
「大関がいい感じで飛び出してるから、打ってほしいですね」
――積極性が課題とおっしゃっていましたね。
「はい。ただ、初戦からだいぶ変わってきたかなと」
――元川さんの言葉が響いたのかもしれません。
「だといいですが(笑)」
――96分、その大関のシュートはポストでした。
「大関はナイストライでしたが、決めてほしかったですね」
――ここまでくるとPK戦を考えなければなりません。ピサノ・アレックス幸冬堀尾はPKが得意なんでしょうか。
「そこは分からないですが、今大会は荒木(琉偉)とピサノを交互に使う方針みたいですね。勝負強さは荒木の方がありそうです」
――106分、中島が入ります。4-4-2に変えたでしょうか。
「そうですね。中島が右で、中央に大関と石渡。ただ、中島はインサイドで、梅木(怜)がウイングに上がりますね。可変式と思います」
――延長後半が始まりました。
「もう切れるカードもないですし、決め切れなかったらPK戦ですね」

