サッカーU-21日本代表は3日、第20回アジア競技大会の決勝で韓国と対戦し、0-1で敗れた。この一戦について、長年にわたり日本代表やJリーグを取材し続けてきた名物記者の元川悦子氏に随時話を聞いた。(語り手:元川悦子)[5/6ページ]
「采配も少し気になるところが…」
――日本はアジア競技大会で準優勝という結果でした。今大会を振り返っていかがでしたか。
「16年ぶりの優勝を目指して、欧州組4人を呼んだものの、市原がAZでセカンドチームだったり、小杉や石橋が思ったほど状態が上がらなかったりと厳しくて、チームの選手層も薄かったので、なかなか厳しかったのが印象です」
――A代表に絡んでいけそうな選手はいますか。
「A代表に絡んでいくと期待したいのは横山、小杉あたりでしょうが、今大会ではまだこの選手が確実、というのはいないです」
――大岩監督の采配は大会を通して、どう評価しますか。
「大岩監督に関しては、中2日の過密日程でターンオーバーを選んで戦いましたが、そこまでの選手層がなかったので、結果的には頂点に届かなかったなと。準決勝の最初の入りとか、今日の福永の途中交代とか、采配も少し気になるところがあったので、今後、ロス五輪予選、A代表就任後のマネージメントがどうなるか注視していく必要があると思います。
とにかくこの韓国に負けて4連覇を許したのは悔しいです」
――そうですね。まったく敵わないという印象はなかったです。
「シュート数も5対11、ポゼッションも日本が56%。内容は上でした。あのワンチャンスだけでしたよ。でもそれで勝敗が決まってしまうのが、こういう試合。今回の選手たちはその厳しさを痛感して、圧倒的な力をつけてほしいです」

