フットボールチャンネル

フォーカス 2026.10.25 06:00

メッシとC・ロナウドさえいなければ…。バロンドールを受賞するべきだった選手5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バロンドールを受賞するべきだった選手5選
バロンドールを受賞するべきだった選手5人【写真:Getty Images】



 サッカー界で最も権威ある個人賞の一つ、バロンドール。今年の授賞式は日本時間10月27日に開催される。授賞式を前に21世紀の歴史を振り返ると、リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドの存在が際立っている。しかし、彼らと同じ時代に活躍し、世界一の称号を手にしても不思議ではなかった名選手も少なくない。今回は、圧巻の活躍を見せながらもバロンドール受賞を逃した5人の選手を紹介する。(成績は『Transfermarkt』参照)[5/5ページ]

MF:ヴェスレイ・スナイデル(2010年)

2009/10シーズンのヴェスレイ・スナイデル
2009/10シーズンのヴェスレイ・スナイデル【写真:Getty Images】



生年月日:1984年6月9日
当時の所属クラブ:インテル
09/10シーズン成績(クラブ):41試合8ゴール15アシスト
09/10シーズン成績(オランダ代表):14試合7ゴール2アシスト
同年のバロンドール受賞者:リオネル・メッシ

【インテルで歴史的3冠を達成】

 リオネル・メッシによってバロンドール受賞を阻止された被害者として、ヴェスレイ・スナイデルの名前がよく挙がる。

 アヤックスで「神童」と謳われたものの、鳴り物入りで加入したレアル・マドリードでは思ったような成績が残せなかったスナイデル。

 わずか2シーズンでの退団となった同選手は、2009年夏にジョゼ・モウリーニョ体制2年目のインテルへと加入した。

 背番号10を与えられた25歳は、優れた技術と広い視野を活かし、トップ下の位置で組み立てからフィニッシュまでチームの攻撃を支え続けた。

 スナイデルの下でディエゴ・ミリートら強力な攻撃陣が躍動し、インテルは2009/10シーズンにイタリアのクラブ史上初となる主要タイトル3冠(UEFAチャンピオンズリーグ、セリエA、コッパ・イタリア)を達成した。

 2010年6月にはFIFA南アフリカワールドカップが開催された。

 スナイデルは5得点で大会得点王に輝き、オランダの準優勝に貢献。優勝トロフィーは掲げられなかったものの、クラブ、代表ともに圧巻の成績を残し、バロンドールの最右翼とみられていた。



【バロンドールでは表彰台にも届かず】

 しかし、結果は非情なものだった。メッシが2年連続の戴冠を受け、2位と3位もシャビ・エルナンデスとアンドレス・イニエスタとバルセロナ勢で埋め尽くされ、スナイデルはトップ3に入ることすら叶わなかった。

 スペイン紙『アス』によると、2023年に行われたインタビューでスナイデルはこの結果に対し「2010年のバロンドールを受賞できなかったのは少し不公平だった」と言及。

 しかし、同時に「バロンドールかCLかどちらか選ばなければならないとしたら、CLを選ぶだろう。集団でトロフィーを獲得する方が好きだからね」と、自身のキャリアに満足しているようだ。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch

【関連記事】
バロンドール2026候補者一覧|発表日・日本人候補・歴代受賞者
ダビド・シルバが考えるバロンドール候補、エムバペ&ヤマルでもなく「十分に評価されていない」
CL&W杯制覇でもバロンドール本命ではない? PSGファビアン・ルイス、史上10人目の偉業と受賞の壁


『フットボールチャンネル』でサッカー最新情報を見よう!
いち早くチェックしたい方は下記リンクから↓↓




【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top